アメリカ人は文字情報好き?
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「この間アメリカでタクシーに乗ったとき、ちょうど目的地までの地図とテキストベースで道順案内が書かれている紙の両方を持っていたので、両方を差し出したところ、地図のほうを突っ返されたんですよ。」 という話を聞きました。
お昼を食べながらお客さんと打合せをしていたのですが、US本社のウェブサイトが文章ばかりで全部読まないといけない作りになっていて、そのままのコンテンツを日本法人のウェブで展開しようとするのは、なかなか難しいのが悩みだという話題から。
確かに日本でタクシーに乗って、同じように2種類の行き先案内を提示したら、おそらく文字情報のほうが突っ返されるんじゃないでしょうか。 まあ、体系的に調査したわけでもなく、なんとなくの感覚で話をしていましたが、わりと正しいような気がします。
会社に戻ってこの話をしてみたところ、「言語として使用している文字の記号性も関係しているという説もあるらしい。」とか、「このあたりの指向については、UIの研究では対象になっているらしい。」と聞かされました。
ウェブサイトの見た目のかっこよさという観点でも、英文はデザイン的に綺麗にハマるのに、日本語はどうにも難しいということ昔から指摘されています。 もう少しちゃんと確認してみたいと思いますが、情報の発信と受け取り方にアメリカ人と日本人の意識の違いがあるのだとすると、マーケティングメッセージの表現方法や打ち出し方の日本化の際に考慮しておくべきなのかもしれません。
ちょっと面白いかも。
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