なぜ日本ワインの集いは楽しいのか?
昨日、菜な@丸の内KITTEでの「日本ワインと和食のマリアージュ大パーティー」by日本ワインを愛する会に足を運んだ。日本ワインはマクロでみるとマイナーな存在だが、色々と面白い点というか楽しみ方がある。そのことを改めて感じることができた集いだった。
案内とワインリストを以下に。
チーズリストも。国内の様々なチーズが勢ぞろい。
年々おいしくなりますね、日本ワイン。こうして色々と味わい比べると、それぞれの個性がバラエティ豊かに広がっていることに印象付けられます。これが面白い。
また、おばんさいをメインとする和食店での催しは、和食との組み合わせを楽しむことができた。一般には和食とは簡単でないと言われるワインも、合わて楽しむことができました。
ズラリと並んだチーズ19種類も圧巻でした。とてもとてもおいしかったです。
そして、人ですね。こういう集いに来る方は、人生エンジョイの方が多いようで。それに、ワイン会というと気取ったものを連想するかもですが、リラックスして、なごやか。初対面の人にもグラスをオファーしてくれるようなフレンドリーさが特徴。副会長の辰巳琢郎さんもにこやかに参加者の皆さんとお話され、いっしょに写真撮影に応えてました。ちなみに、小生が日本ワインを愛する会に入ったきっかけは辰巳琢郎さんです。
そんな中で、同席させていただいたのが、那須の「あまたにチーズ工房」の若旦那ご夫妻。ネクタイ姿だったのですが、参加者をみて、「ネクタイ要りませんかね?」と言われていた、素朴な方です。
ここで提供されていたのは、モッツァレラたまり漬、さけるチーズたまり漬、リコッタの3品。たまり醤油に漬け込んで、チーズの風味と和のテイストが融合し、おつまみにgoodです。おとなりのグループが、「これおいしい、買いたい!」との声に、那須のお店で販売してます、とのことでしたが、サーチしてみると通販してるとこが見つかりました。
那須のお店も興味をひきます。普通のおうちの玄関にショーケースがあるというWow!な展開とか。訪れたある家族は、高校生の娘さんが「これ、ちょーうまいぜ、カルチャー・ショック!」と言われたそうで、光景が目に浮かぶようで笑ってしまった :)
こんな風に、出会いと発見があるんですね。オモロイ会でした。
あらためて、余裕というか遊びは大切だと思いました。効率主義で値段とおいしさだけでワインをみていたら日本ワインという選択にはならないかもしれませんが、こういう楽しみ方に一歩足を運ぶと、ちょっとした幸せを得られる気がします。それに、気取ったワインのゴージャスな楽しみ方もいいですが、それからみると低価格な日本ワインの気楽な楽しみも生活を豊かにしてくれる気がします。よくある枠から一歩はみ出ることは意味あるんですよね。