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多摩大学大学院卒業式 経営者を育成する意義

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きのうはSt. Patric's Dayだったが、多摩大学では大学院卒業式、そして謝恩会の日だった。やはり卒業式はいいものだ。直接教鞭を執った生徒さんの卒業は感慨深い。そして、「多摩大に入ってよかった」の声を聞くとなおさらだ。

ある卒業生(事業経営者)は、
かつては直進するだけだったが人の心について学べマネジメントの上で成長した、また経営して8年で新鮮味が薄れていたが今はやるぞ!という気で充満している、とのこと。
またある在学生(シニアの事業経営者)は、
新たなプロジェクトを先生と始めることに、そして先生の紹介でウェブマーケティングを本格導入し、新たなブランドを立ち上げる予定、さらに院生・学部生から会社に入りたいという志願者があった、とのこと。先生からの紹介は、ビジネスマンからの紹介よりも、ずっと相手が真剣に相手してくれる。自己紹介でも大学院で学んでいると言うと、興味を持ってくれる。本当に入ってよかった、とのこと。
ある大企業社員の卒業生は、
経営陣に授業を通してつくった新事業提案をしたが承認されなかった、が、また新たな新事業案を練っていて再度トライする、とのこと。
充実の教授陣、少人数クラス、校風などがいいコミュニティと効果を生んでいるようでなにより。
小生は「実践アントレプレナーシップ」担当だが、事業育成などにも示唆ありと感じた次第。

寺島実郎学長から19名の卒業生に学位記を授与。
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橋本忠夫 研究科長が学位記を読み上げ。

教室の全員が起立して校歌を斉唱…いい瞬間。
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学帽で記念撮影。ちなみにこれは先代の学生が中古の服を1万円で買って、それを引き継いで使用。自らのアイデアで実行の小さな例。
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多摩市のASTINA GARDENで謝恩会
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卒業生集合。若手から60代まで幅広い…学生同士からの刺激や学びが。

ほかの先生とも、日本は経営者が必要だ、と議論。これに貢献するのはやりがいある仕事と再認識した。生徒からのフィードバックも、大学院に入って正解だったと、口々に。さらに進化、発展させていきたい。

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