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adtech tokyo 2010 (7):ソーシャルメディアトラッキング、高広さん、徳力さんほか

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adtech tokyo 2010(http://www.adtech-tokyo.com/ja/)の振り返り7回目。最も人が多くて立ち見はもちろん超満員だったソーシャルメディアトラッキングのセッション。論客が揃ってハイレベルの議論となった。

Social Marketing:
ソーシャルメディアトラッキング:ソーシャルメディアキャンペーンの効果測定
10月28日 2:30pm - 3:20pm

Panelist
Uwe Hook CEO and Founder, BatesHook, Inc.
Mikko Kotila Founder & Chief, Statsit
高広 伯彦 スケダチ 高広伯彦事務所 コミュニケーションプランナー・広告ビジネスコンサルタント
徳力 基彦 アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 代表取締役  
Moderator
大島 茂 大和ハウス工業株式会社 総合宣伝部 デジタルメディア室 室長

ツイッターのまとめ http://togetter.com/li/63875

事前の告知とはかなり距離のある内容となったが、本質論に近づいたので結果的によかったと考えたい。

Soft and hard metricsの両方が必要。
1925年に米国で示された消費者行動のモデルAIDMAは、いまや日本以外では誰も知らない。
それよりDAGMAR(Russel Coolly 1961)。そこから高広さんが示すのが、

Awareness
Comprehension
Conviction
Action

Comparison
Examination
Trial

Action
Satisfaction
Share

のモデルで、Measurement between stagesを考えること。Attribution analysis(要因分析)
P1020250

そして、徳力さんが、いつものモデルでマーケティング効果測定を
Fans shares
Sales, action
Deep interest
Interest
Attention
Reach
の階層で例示。

それから、「ソーシャルメディアはメディアではない」という議論も。これは大切な話。だから小生はソーシャルウェブという言い方を主にしている。P&Gのソーシャルメディアラボも、ソーシャルウェブという言い方がよかったと、後で自己指摘している。
P1020251

また、Social graphという大切なものをみる必要がある。

実行体制としては、組織のミッション、サポート、宣伝とマーケの協調や横串などが指摘された。

よく言われる「ソーシャルメディアのKPIや効果測定」を期待した人は、その問題意識が問題だと認識することになったであろう。
マーケ全体の成果を追求するのであって、ソーシャルメディアはその一部のツールでしかない。

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