黒澤保樹さんとのお別れ

お世話になった黒澤保樹さん（元シスコシステムズ代表取締役）の告別式に行ってきました。松岡正剛さんの弔事が心に残ります。

58歳になって1週間での他界。3人のお子様を残され、無念だったかと慮ります。ガンの転移は複数箇所に渡り、闘病はたいへんだったそうです。

松岡正剛さんは、黒澤さんが金子教授の紹介で松岡さんと出会い、「連塾」に至ったこと、そして若すぎる他界について、困ります、理不尽な、などと、松岡さんらしい言葉で表しておられました。

ネットワン吉野社長などシスコOBを含む方々が焼香されました。

小生は、「日本的経営を忘れた日本企業へ」というヒューレット･パッカードの研究本、そして「成長を創造する経営」というシスコシステムズの研究本で、お世話になりました。共に、小生の代表作となりましたが、黒澤さんのおかげであります。

残された我々が元気に行動していかねばと思います。

注：「連塾」は、松岡正剛が長年にわたり研究し思索をかさねてきた“日本”という方法を、未来の経済文化のために伝承する特別塾。各界の36人のリーダーたちが発起人となって、2003年7月にスタートし8回を重ねた、とことん語り尽くす約5時間の講義。