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欧州モバイル市場: MVNOが400以上も

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昨日、知人のトムサトウさんが参画しているICT分野の国際事業開発コンサル会社(http://www.salesgateint.com/Link )の欧州モバイル市場セミナーにいきました。
アジアからのエントリーの支援実績もあり、欧州市場をメインとしているのが特色。

欧州市場は日本と違うが、変化があって、興味深い。

例えば、MVNO。
欧州には400以上と、えらい数のMVNOがある。インフラ投資のCapExなし、ターゲットを絞り込んでマーケやサービスの設計ができる、ということで、数字的にはキャリアよりも有利、つまり儲かりやすい。
例えばバージンは12-30歳をねらって音楽・SNSほかターゲットしたメニューを提供している。
そこで、通話やSMSを無料にするとか、色々と出てきている。また、キャリアが出資・買収するようになってきている。面白い構図。
ちなみに英国最大のケータイretailチェーン会社は2005年ごろからMVNOをはじめ、結構なシェアになっているとか。
日本ですぐには難しいだろう。
ちなみに、小生がGeneral Atlanticにいたころ欧州のMVNOへの投資機会を検討していたが、当時はキャリアの影響力が強すぎてむずかしかった。しかし、クレージーと言われた電波のライセンス・オークションの影響もあって、業界の構造が変わってきたのである。
つまり、キャリア単独では売上が十分あがらないから新インフラについては、MVNOと共同戦線をはるというエコシステム戦略に転換せざるを得なかったのである。

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