KFP (その1) ハイプなもの: クラウド、ツイッター
ベンチャー教育に最も熱心なカウフマン財団(http://www.kauffman.org/)のベンチャーキャピタル教育プログラムKFPが先週はじめて海外に、それも東京にやってきた。
http://www.innovation-kitchen.co.jp/pdf/KFPJapanSummit2009.pdf
数回に渡り書いて行きたい(Venture系とかは個人ブログ http://www.honjo.biz/blog/ に記します)。
中で、ガートナーのハイプ・サイクル(http://www.gartner.co.jp/research/methodologies/research_hype.php)の直近の話しがあった。
technology trigger/peak of inflated expectations/through of disillusionment/slope of enlightment/plateau of productivity
と分けるやつ。
で、peak of inflated
expectationsに、左から
microblogging, social software, e-book, cloud, wireless power, internet TV
が並んだわけです。
議論の中では、cloudはバズワードなのだが、ポテンシャルありとのこと。ま、どのクラウドかという話はある。
参考:
「クラウドの嘘と実:進化するクラウド、クラウドの過ち」
http://www.honjo.biz/blog/index.php?UID=1242569163
「バズワード化したクラウドの混乱とビジネス機会」
http://www.honjo.biz/blog/index.php?UID=1247547570
それからmicrobloggingについて。
大柴ひさみさんの「「Twitter」ブームのリアリティチェック3マーケティング戦略の必須媒体となったソーシャルメディア」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20091002/206157/
にもあるように、Twitterへの注目は熱い。アルタナブロガー懇親会でも、Twitterの話題が出たが、やはり過熱気味な時期であり、いずれ落ち着くだろうとの声が多かった。
しかし、マクロでみると、この種のコミュニケーション・プラットフォームは発展を続けるだろう。その中で色々と波があり、microbloggingもその一つということと見た方がよい。これで決まり!という意見もあるようだが、さらに進化は継続する。