いいアウトプットを出すためには「論点」を考えること!なかなか難しいけど(泣)
こんにちは、穂苅(@tomoyanhokarin)です。
最近「コンサル出身」の人が書いたビジネス本を見る機会が増えたように思います。大前研一さんや安宅和人さんなど有名な方はたくさんいます。
私もコンサル出身の人と仕事をしたことがありますが、正直言って視野や論理思考、達成意欲などビジネスで重要なポイントが段違いでした。
そんなこともあり、「コンサル出身」の方が書いた本って、コンサル出身ではない私にも有益なのだろうか?と懐疑的に思っていました。
皆さんのご意見はどうでしょうか??
とは言え、ビジネスパーソンは日々様々な仕事をやっています。自分が企画したものもあれば、他の人に頼まれてやっていることもあるでしょう。そして仕事には必ず「アウトプット」が必要です。
もう少し根本的な部分まで考えてみると、「論点」に行き着きます。
「論点」「問い」等と言われることですが、何に対して、どういうアプローチでどういうアウトプットを出すのかをしっかり考えてから作業を進めていくことが大事です。
そんな内容が書いてある本を最近読みました。
『コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト 知らないと一生後悔する99のスキルと5の挑戦』という、高松智史さんが書いたものです。彼は一橋大学を卒業し、NTTデータ、BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)を経て独立をしています。
コンサルティングの仕事は、顧客の課題に対してプロフェッショナルの立場で戦略等を立案し顧客の成果を上げることが仕事ですが、顧客が課題を十分に理解していないこともありますし、顧客・依頼主の意図を取り違えて作業を進めてしまう危険性もあります。これはどの仕事でも一緒ですが。
そこで、高松さんは「いいアウトプットをするためのプロセス6ステップ」を書いています。おそらくこれがこの本のハイライトです。
コンサルとしてのアウトプット(パワポで作る)をするための必ず通らないと行けない6ステップ
- ロ(論点)
- サ(サブ論点)
- T(TASK)
- ス(スケジュール)
- 作(作業)
- ア(アウトプット) </aside>
コンサルのアウトプットはPowerPointということでこれはパワポのアウトプットをするときのプロセスです。
外部からもらうこともある論点を分解しないと正しいアウトプットまで出せない
↓
分解したサブ論点毎にTASKを考える(TASK設計)
↓
各TASK毎にスケジュールを設定する
↓
スケジュールに沿って、TASKを進める(作業)
↓
この結果、アウトプットが出来上がる
ちなみにこの中で一番大事なのはどこだと思いますか?
それは、「論点」「サブ論点」です。タスクベースで仕事を振られることは多いですが、それを鵜呑みにして進めるのではなく、一度論点・サブ論点を考えてからTASKを整理することが大事だといいます。
例えば、
- 例:「今度ミーティングする会社について調べてくれ」:TASK
- 論点:「この会社はどんな会社か?」
- サブ論点:
- この会社の売上はどのくらいで、事業の柱を3つ挙げるとしたら何か?
- その会社、できればその参加者の事業の最新トピック、ニュースは?
- 競合他社はどのような動向か?
論点・サブ論点を理解せずにTASKを単に進めることをこの本では「TASKバカ」といっていますが、これは常に気をつけていかないとなと思いました。
ちなみに類似しているなと思ったのが、PDCAです。Plan, Do, Check, Actionの4つを高速で回していくことが仕事において重要なわけですが、実はこれPDCAの中でも実施難易度が大きく違っているように思います。
一番簡単なのが、Doです。やればいいだけですから。ただ、そもそもDoをやるためにはPlanがあるはずですし、このPlanが弱い場合はDoの効果も弱くなります。更にCheckをどうやるのか、それに対してActionをどのように打つのかを考えていくと、Do以外はかなり難易度が高い動きだと感じています。
自分の仕事の進め方がベストなのか、過去のやり方に執着してしまっていないか、考えるということをサボってしまっていないかをしっかりと考えて仕事を進めていかないとな、と感じました。私、穂苅智哉の情報は、以下のFacebookページ Xアカウントをごらんください!
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