片頭痛薬「アマージ」のジェネリック薬「ナラトリプタン」は効き方が全然違った!
8月末に書いたブログ「片頭痛薬アマージのジェネリック薬がついに出た!」の続報である。
片頭痛持ちである私は、これまで発作(片頭痛)が起こった時には片頭痛薬「アマージ」を服用していたが、今年になってようやく「アマージ」のジェネリック薬「ナラトリプタン」が登場した。アマージはなかなか高価な薬なので、片頭痛で悩む人々にとっては朗報であろうと思われる。
私も、早速このジェネリック薬「ナラトリプタン」に切り替え1ヶ月半ほどが過ぎた。その間、10錠ほど服用したのでその感想を述べたいと思う。
ただし、これはあくまでも私の実体験と感想なので、すべての人に当てはまるわけではない。そのあたりは、よくご理解の上読んで頂きたい。
さて、ジェネリック薬「ナラトリプタン」であるが、はっきり言って「アマージ」とは効き方がまったく異なっているように思われる。抽象的な表現になるが、「アマージ」は飲むとグンという感じで強めに効いてくるが、「ナラトリプタン」はフワッとゆるい感じで効いてくる。すなわち、「アマージ」の方が効き始めるまでの時間が早く、「ナラトリプタン」はゆっくり効いてくる印象である。
その代わりに、アマージは服用した後に何とも言えない違和感が残るが、「ナラトリプタン」にはそれがない。そういう意味ではナラトリプタンの方が服用しやすいが、頭痛で辛い時には早く強く効いて欲しいものであるから、非常に悩ましいところではある。
結論を言ってしまえば、やはり「アマージ」の方が安定してよく効く薬といえるだろう。しかし、ナラトリプタンの方がかなり安価なので、服用は正しく行う必要があるにせよ気軽に処方を受けられる利点もある(3割負担で15錠を処方してもらうと、「アマージ」なら4,200円程度、「ナラトリプタン」なら2,000円程度)。
このあたりを考慮して、片頭痛持ちの読者には薬を選んでもらいたいと思う。といいながら、私自身、今後どうするか悩んでいる真っ最中である。
(2020年10月26日 追記)
「アマージ」か「トリプタン」かの選択であるが、私は医師と薬局とに相談をし、処方される半分を「アマージ」にして残りの半分を「トリプタン」にすることにした。その時の症状に合わせて、どちらかを服薬するつもりである。
この方法に興味のある方は、まず医師にご相談頂きたいと思う。