何もいい事がなかった時代に乾杯!

年の瀬になりました。
こんな時期には、これまでの生き方を、
改めて振り返ってみる方も多いのではないでしょうか?
でも、そんな時、
良いことばかりではなく、
何もいいことがなかった時のことも思い浮かぶことでしょう。
もちろん、私にも、
「あの頃は本当に何もいいことがなかったなあ」
と思える時期が、ひとつやふたつはあります。
けれど不思議なもので、当時は気づかなかった何かが、
いま振り返ると静かに残っていたりします。
たとえば、
あのどうしようもない日々に身についた妙な根性(笑)とか、
理不尽さに直面したからこそ理解できる人の気持ちとか。
つまり、振り返ってみると、
そんな経験ほど、後になって妙に役立つような気がします。
人生とは、本当に面倒な仕組みになっています。
もちろん、完全にそれはプラスだと美化するつもりはありません。
しかし、幸か不幸か、
何もいいことが起こらない日々こそ、
静かに心の形を作り、思考の形を決め、
人間の輪郭を固めていったのかもしれません。
だから今日は、そのどうしようもない時代に対して、
少しだけグラスを傾けてみたいと思います。
何もいいことがなかった時代に乾杯――。
ちょっとキザですが、
そんなひとときがたまにはあっていいでしょう(笑)。
いま、出口の見えない日々を歩いている人がいたら、
私はこう言うしかありません。
「大丈夫とは言わない。でも、無駄にはならない」
過ぎ去ってしまった"なにもいい事がなかった時代"が、
実は一番の下地だったと気づく瞬間が、いつかふと訪れます。
そのとき、あの頃の自分へ静かに乾杯できるようになるのです。
さあ、今年もまもなく終わります。
次は「なにかいい事があった時代に乾杯!」出来るように、
静かに新年を迎えたいと思います☆彡