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500円も差がでるウィーンのランチ事情

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前回からの続きです。3泊4日のプラハステイを終え、次の目的地ウィーンに列車で向かいました。

プラハ本駅から約4時間。国際特急電車「レールジェット」に揺られて今回のジャーニーの2カ国目であるオーストリアの首都ウィーン中央駅に到着しました。ウィーン中央駅は今年完成したばかりでとても綺麗な駅でした。(ちなみに料金は2等指定席で6,000円くらい)

Wien
ウィーン中央駅

ウィーンはリング通りと呼ばれる環状通りの内側に殆どの観光地密集しており、環状通りの直径はざっくり3Km程度で十分歩けるシンプルでコンパクトな都市です。このリング通り、かつてはウィーンを守る城壁と濠があった所で、19世紀の半ばにそれらが取り除かれ、現在は街路樹が美しいウィーンのメインストリートとなっています。まぁ、さながら江戸城(皇居)のようなものでね。世界遺産として登録されているウィーン歴史地区はリング通りの中なので、リングの中は常に多くの観光客でごった返しています。

プラハとの大きな違いはウィーンは物価が高いこと。オーストリアの通貨はユーロなんですね。特にリングの中は観光客ターゲットなので、さらに飲食店の平均価格は高い模様。昨今のユーロ高もありランチ価格も軽く10€オーバーしてしまします。もちろん観光地で観光客向けのランチを頂くのも旅の醍醐味でもありますが、今回のテーマはハイパーローカル。ちょいと天邪鬼的にリングを離れます。 ということで、ランチターゲットはリングの外のオフィス密集地のローカルランチスポットです。

Wien
歴史地区

この日は5前日のディナーでウィーン料理を堪能したのでチャイニーズを選択。ネットで近所のチャイニーズ・レストランを探しターゲットの地域を絞りリングの外に向かいます。ドナウ川に架かるシュヴェーデン橋を渡りオフィス地域に突入すると、東京と同じようにビジネスパーソンがランチを求めてうらうらしています。5分程度歩いたところにチャイニーズレストラン「China-Restaurant Pan Asia」を見つけ迷いなくこのレストランに入りました。なんとランチ・ビュッフェで(たしか)6.5€とリングの中のチャイニーズに比べたらざっくり4割くらいリーズナブルなのに加えて、期待を超える旨さでした。

Wien
シュヴェーデン橋から撮影。右岸が歴史地区

さて、ウィーン名物料理といえばカツレツです。次回はハイパーローカルなカツレツとオーストリアビールを紹介します。

■ハイパー・ローカルジャーニーのアーカイブ

第7話:北欧の冬の夜にはクラフトビール
第6話:今話題のブダペストのサブカル「廃墟バー」に行ってみた
第5話:ウィーン名物は美しいクリスマスマーケットとカツレツ
第4話:500円も差がでるウィーンのランチ事情
第3話:ヨーロッパのモバイル事情と賢いSIMの買い方
第2話:極上のビールを求めてプラハの「黄金の虎」に挑む
第1話:チェコのビールは200円って本当?

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