インキュベータが提供する起業家支援プログラムとはなにか
みなさんはインキュベータという言葉をご存知でしょうか。
インキュベータとは、元々は英語で「生まれたばかりの乳幼児を育てる保育器」を意味するが、そこから派生して「新しいビジネスの起業家やスタートアップや起業家を支援する会社、大学、組織」などを示します。
■インキュベータとは?
ベンチャーキャピタルやコーポレートベンチャーキャピタルのようなスタートアップや起業家にとって資金調達の手段の一つでもあるのですが様々な支援をハンズオンで行うプログラムも提供しています。
・事業成長メンタリング
・経営チーム(COO、CTOなど)の組成支援
・エンジニアリング支援
・コーポレート機能(経営戦略・総務・労務・法務・PR・情報システム)などの支援
■インキュベーションプロセス
筆者の経営しているアンパサンド株式会社はインキュベータでありのインキュベーションプロセスは事業プラン立案からPMF(プロダクトマーケットフィット)まで4つのステージを設け、ステージごとにKPIの達成状況に応じて次のステージに進めるステージゲート制によりビジネスを前進させており、このプロセスは着実に事業成長ができるフレームワークとなっています。
■成長手段としてのインキュベータ
米国では資金調達の手段の一つとして資金調達までの成長手段としてインキュベータへの参加も検討していく時代になっています。
ご興味のある起業家の方々はインキュベータやベンチャーキャピタルのリバースピッチ(説明プレゼンテーション)イベントに是非参加をご検討ください。
「VC/CVC/インキュベータ投資家によるリバースピッチ・ミートアップイベント」
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日時 :2023年11月29日(水)18:00-20:00(受付開始17:45~)
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場所 :株式会社キュービック イベントスペース
東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー16階
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参加費 :無料(アルコール類とソフトドリンク、軽食をご提供)
後藤康成プロフィール
シリコンバレーのスタートアップにてプログラマーとしてエンジニアリングの経験を積む。2000年からインターネットインキュベーターを標榜するネットエイジ(現ユナイテッド)取締役CTOとして自主企画型インキュベーションおよびベンチャー投資を担当。その後自身でB2B SaaSのフィードパスを設立し取締役COO、CTOを歴任し、Yahoo! JAPANへ売却する。2012年からYahoo! JAPANにてソフトバンク(現ソフトバンクグループ)とのインド合弁企業を設立しモバイルポータルの立ち上げを統括後、Y! mobileの立ち上げを統括。2016年ネオキャリアにて海外事業部CTO兼IT戦略を担当後インシュアテックスタートアップのiChainにて取締役COOを歴任。2020年キュービックのVPoEを経て、2023年4月アンパサンド株式会社の代表取締役CEOに就任(現任)。(X : @got)