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"転職"ではなく"転身"という生き方が共感を呼ぶ!?

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速報!楽天ブックス「教育」部門で第7位

おかげさまで、拙著 『ビジネス経験を活かしきる「40代から大学教授」という最高の働き方』(青春出版社) が、楽天ブックス「教育」ジャンルで第7位(日別ランキング 11/2)にランクインしました(2025年11月速報)。
これは単なる販売結果ではなく、“転身”という生き方そのものが社会に共鳴し始めた証だと感じています。

楽天ブックス 教育ジャンル7位のスクリーンショット

出典:楽天ブックス 教育ジャンルランキング(2025年11月2日時点)
※画像をクリックすると別タブで拡大表示されます

さなぎから羽化する蝶のイメージ
“Change sleeps within, awaiting its wings.”
変化はすでに内に眠り、羽ばたく瞬間を待っている。

“転職”ではなく”転身”。──これは、単に職場を変えることではなく、自分の中のOS(意味づけ)を更新する生き方です。 この本を通じて見えてきたのは、「もう一度、社会に還元できる形で働きたい」と感じている人が、確実に増えているということ。 今回のランキングは、そうした静かな変化が可視化された瞬間でした。


1.社会的意義──”転身”は個人の再挑戦から社会の再創造へ

40代・50代のキャリアを「終わり」ではなく「再設計の始まり」と捉える動きが広がっています。 企業・大学・地域が求めているのは、現場の経験を”社会の知”として還元できる人。 これまでの知見を新しい文脈で編み直し、次世代と社会をつなぐ「実務家」の役割が急速に注目されています。

この潮流の背景には、「リスキリング」や「教育再構築」といった政策キーワードだけではなく、 人々が本質的に求めている“意味の再接続”があります。 「自分の仕事の意味を取り戻したい」という想いが、転身の根底にあるのです。


2.想定読者の声──共感の輪が広がるといいなぁー

★★★★★ 会社のモノサシに疲れた、すべての同世代へ。
「このままでいいのか?」と自問する夜が増えていた。会社での評価だけを頼りに、あと20年近く走り続けるのか…。 そんな漠然とした不安が、読後、確かな希望に変わった。

本書は、自分では凡庸だと思っていたサラリーマン経験こそが、次世代が渇望する「実践知」という宝なのだと気づかせてくれる。 小手先の転職ノウハウではない。人生の後半戦を賭けるに値する「使命」そのものの見つけ方が、ここには書かれている。

読み終えた今、会社のモノサシで自分を測るのをやめた。 自分の物語を、子どもたちに胸を張って語れる大人になれそうだ。


★★★★★ これは「生き方」の本ではない。「勝ち方」の戦略書だ。
華々しくも泥臭い実務経験に裏打ちされた本書は、極めて冷静な「キャリア市場の分析」と、 「大学」というブルーオーシャンへの参入戦略をロジカルに提示してくれる。

特に「求人情報をRFPとして読み解く」という視点は、ビジネスの現場を知る者なら誰もが膝を打つだろう。 人生の終盤を感傷に浸るのではなく、自らの価値を最大化し、再び社会に影響を与えるための「事業計画書」だ。


★★★★★ 「地方には何もない」は嘘だった。未来の実験場が、ここにある。
「地域のために」と働きながらも、行政の限界に歯がゆさを感じていた私にとって、本書はまさに目から鱗だった。 「地方は課題が多い場所」ではなく、「世界の課題を解決するための、未来の実証実験(PoC)のフロンティア」という視点。 その中核を担うのが大学という「知的研究所」であり、我々のような実務家なのだと気づかされた。


★★★★★ 「競争」のその先に。もっと、しなやかに生きたいと願う全ての人へ。
男性向けの成功物語かと思いきや、ページをめくるたびに、心が柔らかくほぐされていくような、不思議な読書体験だった。本書が描くのは、競争のピラミッドを駆け上がることではない。研究者への敬意を払い、学生に寄り添い、地域と協働する「伴走者」や「プロデューサー」という、新しいリーダーの姿だ。

特に、宮沢賢治や『銀河鉄道999』の物語とキャリアを重ね合わせる終盤の展開は、圧巻の一言。会社という電車を一度降りて、自分だけの「ほんとうの幸い」を探す旅に出たくなる。人生の後半戦は、「強さ」だけでなく、「優しさ」や「しなやかさ」で、もっと豊かになる。そう確信させてくれる、お守りのような一冊。

※本記事内の「想定読者の声」は、著者に寄せられた感想や対話をもとに期待を込めて再構成したフィクション(創作的要約)です。 実在の人物・団体を特定するものではなく、想定される読者像を表現したものです。


3.これからの期待──転身力が社会のフロンティアをひらく

これからの社会で求められるのは、経験を伝える人ではなく、経験を共に進化させる人です。 “転身力”とは、あなた自身を成長させながら、組織・地域・大学を変えていく力。 小さな行動の積み重ねが、社会のOSを静かに書き換えていきます。

この動きを、これからはひとりでなく、仲間たちと共にクラフティングしていきたいと思います。 それぞれのChrysalis(蛹)の時間が、次の時代の物語を動かしていく。 あなたの一歩が、誰かの転身のきっかけになるかもしれません。


『ビジネス経験を活かしきる「40代から大学教授」という最高の働き方』

教育ランキング第7位を記念して、多くの共感とメッセージをありがとうございます。
ぜひレビュー欄で「あなたの転身ストーリー」を聞かせてください。

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皆さんの声が、次の社会を動かす風になります。
これからも一緒に、”転身の時代”を育てていきましょう。

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