オルタナティブ・ブログ > こんなところにも、グローバリゼーション2.0 >

日本や日本人って何だろう。改めて「海外」を考えるヒントを身近な話題から

最近イケてるNHKの語学番組

»

「坂の上の雲」、「ハーバード白熱教室」など最近NHKを見る機会が多くなった。最近は、深夜枠でも、民放のバラエティ番組がつまらなく感じられ、NHKの語学番組にハマッてしまった。

私のような世代では、NHKの語学番組というと、中学生になった途端に親からラジオ「基礎英語」を勧められ、カセットテープで録音した古臭いイメージがある。今は、進化したテクノロジーを駆使して、非常に使いやすくなっているようだ。

状況に即した外国語を即戦力で学ぶという点では、最近のNHKテレビの語学番組は非常に良くできていると感心する。特に、インターネットとの連動も強く意識されており、webサイトから見逃した番組のバックナンバーもあれば、クイズによる実力テスト機能なども備えており、本格的なe-ラーニングツールとなっている。せっかく受信料を払っているのだから、これを利用しない手はないというものだ。NHK WORLDという海外向けの放送も、BSで見ることができたりPodcastで音声を取り込むことができる。

NHKのホームページ情報を元に、幾つかの番組を使い勝手とともに紹介しよう。

ギフト E-名言の世界

日本人の名言を英訳したものだけでなく、外国人の名言をそのまま理解するという意味で役立つ。
国際人としての教養、相手への敬意を示すべくネタを仕込むときに参照できそうだ。例えば、例えば、来週インド人との商談だと言うときに、ガンジーの名言を紐解くような使い方ができるだろう。

トラッド・ジャパン、トラッド・ジャパン・ミニ

温泉、懐石料理など、「古くからの日本の伝統」を紹介する番組である。旅館、ホテル業など観光業関係者には即戦力となりそうだ。
番組のオフィシャルフレーズ、フレーズ集などを集積しており、「箸の使い方」など、その場限りの適当な話ではなく裏づけを調べたい思ったときに頼りになりそう。


ニュースで英会話

「2ヶ国語放送で7時のニュースを聞く」という作業を、毎日、抜粋されたニュースについて行っている。
ボキャブラリー集を作るページもある。英会話学校のフリートークの時間に時事問題を話して見たいというときに、参照したい番組だ。

生のニュースを二ヶ国語で見聞きしていると、時事問題だけでなく殺人事件のような物騒な社会面の話題も避けて通れないため効率が悪い。その点、ニュースを抜粋してくれているので便利ではある。


3ヶ月トピック英会話

3ヶ月ごとにテーマが変わる集中講座。
最近のトピックは、英文学を掘り下げる教養番組に近い。

過去の例で言えば、例えば、熟年夫婦がハワイにコンドミニアムを借りて長期滞在するにあたり、物件を見て回ったり契約にこぎつけるまでのストーリーがドラマ仕立てで展開される。(この熟年夫婦をチェリッシュが演じていたのが、また見事なCasting)
自分の関心事と番組の選んだトピックが合致したときには、マニュアル本のような情報番組としても活用できる。

Jブンガク

5分ものの短い番組。
アーカイブのページでキーフレーズを見て、日本語のニュアンスを伝えるためにどこまで意訳すれば良いか?を考える参考データにはなる。NHKとフジサンケイグループのコラボというのも、何だか実験lっぽい試みを感じさせてくれる。

ただし、題材となっている作家や作品などに興味がないと、「語学のお勉強」として続けるのはしんどいかも知れない。

Sense Of Japan

外人向けに日本の基礎的な風習を紹介する番組。
登場する人物が外国人中心であり外国人の視点で作られているため、「彼らがどんな疑問を持つのか」を想定するのに役立つ。
日本に来日している外人の世話をする立場の日本人にとっては、即戦力となる番組。

海外向け放送専用ではあるが、一時期は、BSなどのチャンネルでも並行して放送していた模様。

Your Japanese Kitchen

料理研究科の栗原はるみ氏が、簡単な和食の作り方とともに料理にまつわるトークを展開する。レシピを読むだけで、基本的な調理法に関するボキャブラリーを増やすことができる。

「ひじきと大豆の煮物(Simmered Hijiki Seaweed and Soybeans)」など、「どこまでは日本語でどこからは英語で語ればよいか」というチャンポンの度合いをチェックするのに役立つ。

この番組も海外向け放送専用ではあるが、BSなどのチャンネルでも並行して放送していた模様。12月は特番構成のため放送はないような感じであるが。。

**********************

さて、ちょっとNHKの回し者っぽくなってしまったが、バラエティ一色の民放を「つまらない」と感じ、TV視聴時間全体が減る中でNHKとTV東京の視聴時間シェアが増えていくのは、年をとった証拠かと思う今日この頃である。民放に関しては、たまに見るBS・CSの旅番組のようなものののほうが癒しを感じる。

やはりネットの影響で、じわじわと民放の広告収入や制作費に影響が来ている結果なのだろうか。。民放に骨のある番組が少なくなり、「カネを払っても見たくなる番組」=「受信料を払っているNHK」という方向に徐々に動いているような気がする

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する