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「カルト宗教信じてました」という漫画がすごかった。

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「カルト宗教信じてました」という漫画がすごかった。エホバの証人を35歳まで信じていてやめた人の体験談。他のエホバ脱会漫画よりも、すごい生々しい内容でよかったです。ただし、絵は下手です。

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家で何もしない父、宗教に走る母、巻き込まれる子供。子供は、部活動も、学校行事も、恋愛も、遊びもできず、友達も作れないまま成長する。そして、エホバにいると大学進学やフルタイム勤務するのが良くない風潮があり、高校卒業すると働いて、エホバの布教活動に精を出す。みんな、あまり教養がないから思考停止して信仰しているように見える。「なんだかわからないけど、信じていれば、家庭も、仕事も、健康もエホバで全て解決する」という思考停止になるようだ。論理的におかしいけれど、思考停止している人にはわかりやすいのがカルトなんだろう。カルトの人と議論しても話が進まない理由がわかった。要するに思考能力がない。カルトは無教養な人向けの、貧困ビジネスなんだなぁと思う。

エホバの中で日常的に 児童虐待が行われていて、それが公然となっていて、自分の子供にも暴力を振るうように強制するような空気があるのは驚いた。筆者はそれに耐えられなかったらしい。宗教は人を幸せにするものではないのかね。

しかし、カルトや新興宗教に走るのは、たいがい母親だ。これは何なんだろうね。

すごいエホバ脱会系に興味が出て、「よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話」(講談社)も読んでみた。こちらはツィッターでバズったことがあり、最初の数ページは読んだことがあった。バズるだけあって、先程の漫画より絵は可愛いが児童虐待のページはこちらのほうが多い。ただし、内容のえげつなさは「カルト宗教信じてました」のほうが数段上だと思う。ただし、こちらのほうがほんのちょっとだけ、内容はエッチです。講談社だから仕方ない。

ただ、どちらの本でもエホバの中で、ベルトで殴るなどの児童虐待が日常化しているというのが、人の親として、めちゃくちゃこわかった。

山本直樹の「ありがとう」でもあったけど、「母親が新興宗教に走り、父親とケンカする家庭」というのはテンプレートなんだろうなぁ。どちらの本もそんな感じでした。

とりあえず、「カルト宗教信じてました」で出てきた単語でググったエホバ関連のwebや動画を見てたら、今日の午前中終わってしまいました。 

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