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シリコンバレー駐在のIT商社マン、榎本瑞樹(ENO)が綴る米国最新ICTトレンド

「Next Google」を目指す、日本人の学生アントレプレナー

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京都大学で「ベンチャービジネス論」の教鞭を取る藤枝純教先生率いる学生達と触れ合う機会があった。

ちなみに、藤枝先生は、1961年日本IBMにSEとして入社後、20数年従事し、1984年CSK専務取締役他、セガなど関連会社役員を歴任。大川会長の右腕として活躍していた模様。現在は、京都大学の非常勤講師、The Open Group日本代表他、いくつもの会社の役員を兼任し、グローバル情報社会研究所の代表をされている。凄い経歴にも拘わらず、とっても気さくな方。

先週ボストンで開催された「The Open Group Conference」に出席された足で、シリコンバレーに立ち寄り、Google、Appleに加えスタートアップ企業を視察するとのことでお会いすることができた。

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Google本社でランチ・ミーティング

8名の学生のうち4名は、「シリコンバレーで起業したい!」との夢を現実にしようと動いている。以下、車の中での会話。

私:「どんな会社を作りたいの?」

学生A:「Next Googleです!」

と、きっぱりと気持ち良い返事が返ってきた。Webサービス、ソーシャル・メディアのエリアで勝負したいとのことで、鼻息荒い。

私:「なんで、日本じゃなくてシリコンバレーなの?」

学生A:「日本のベンチャーキャピタルは、テクノロジーを理解していないし、ビジネスも分かってないと思うんですよ。ここは分かってる。」

学生B:「分かっていない人に指図されたくないので、やっぱり、ベンチャーキャピタルから出資受けるよりも、例えば、Ciscoのジョン・チェンバース会長とか、経営者から出資を受けたいですね。」

学生C:「スタンフォードの学生を雇用したいから、会社のロケーションは、マウンテン・ビューがいいかな。」

っと、さながら経営観点での会話。。。(汗)。テクノロジーに関しても、よく研究されていて、いろんなスタートアップ企業の名前がポンポン出てくる。何より、「Twitterのフォロワーを5万に増やすプログラムを趣味で作ったんですよ〜。」とか、「巷ではRubyが注目されてますね。」とか、今、ビジネス分野で注目されているクラウドにしてもソーシャル・メディアにしても、生活の中の実体験として経験している分、アイディアが豊富。

しかしながら、やっぱり学生。シーフードレストランの大きな蟹を目の前に、「こんな料理、初めて食べました〜。」、「お金節約してるんで、朝から何も食べてないんです。。。」、「本当にうまいっすね〜♪」と満面の笑み。

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サンフランシスコのシーフード「Crustacean」

こういう学生を頼もしく思うし、是非、応援したいですね。若い人たちのフレッシュなアイディアをたくさん感じたひとときだった。この冬には渡米するとのことで、スタンフォード出身の若手起業家とも触れ合うことで、刺激にもなるだろうし、色んな事を吸収してゆくんでしょうね。今後がとても楽しみ。

Comment(2)

コメント

素晴らしい経験をされてますね。羨ましい。
日本でも同じような光景が見られると嬉しいのですが。
ありますよね、きっと、どこかに。

コメントありがとうございます!
学生たちの目の輝きが、とっても印象的でした。
日本のベンチャー起業家も、同じマインドなのでしょうね。

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