SIMフリーになるとMVNOがはじまる
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ついに携帯電話のSIMフリー化への方針が発表になりました。NTTドコモはFeliCaがあるからSIMフリーでも大丈夫だという形で、総務省方針に賛同しているようですが、一方でMVNOを行なっている事業者の動きも気になります。
昨年、裁判沙汰になってようやくNTTドコモとの相互接続を開始した日本通信株式会社、月額3,000円程度の負担でNTTドコモのFOMA網BBサービスを使えるB-mobileサービスをリリースしています。
リンク: b-mobileSIM U300 | SIMフリー時代のsimpleなデータ通信、誕生。
MVNOといえば、Softbankの回線でディズニーモバイルがやっていたり、イーモバイルをISPなどのブランドでやっている程度の形でしか展開されていませんでしたが、SIMフリーになると様相は一変することでしょう。
iPadの普及に併せて、アップル社がMVNOで通信業に参入することも考えられますし(すでに課金インフラは押さえているので)、そうするとモバイルを中心としたデジタルコンテンツビジネスというのも、今後は大きく変容していきそうです。
自由度が増えた分だけ、市場の競争原理が大きく働きそうな展開ですね。
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