DX解説（３９）ビジネスもシステムも段階的に成長させる

新型コロナウイルス感染拡大などの影響や、デジタルテクノロジーの進展により、企業の競争環境は厳しくなっています。

世の中の激しい変化に追従することで、ビジネスも継続的に変革をし、成長させていくことが重要となります。

このビジネスの成長に合わせて、システムも段階的に成長させていくことが必要となります。

これまで事業を続けてきた企業には、大きくの既存（レガシー）システムを保有しており、時代の変化に対応できるシステムの採用も重要となります。

既存システムも、アセスメントを行いながら、システムの仕分けを行い、必要に応じてシステムの破棄をしながら、システムのモダナイゼーションをしていくこともポイントとなります。

市場環境の変化にあわえて、柔軟に対応可能なシステムや開発環境を整備することで、変革のスピード感を高めていくことができるでしょう。

これらの実現には、企業としてのビジョンをもち、ビジネスとシステムの成長のロードマップが必要となります。

出所：経済産業省 デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会 中間とりまとめ 2020.12

※経済産業省は「デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会 中間とりまとめ」（2020年12月28日）を公表しており、この資料からも適宜引用しています。