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GIGAスクール構想実現に向けた主な取組

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内閣府は2020年11月27日、「第17回経済財政諮問会議」を開催しました。

この中から、文部科学省のGIGAスクール構想実現に向けた主な取組についてとりあげたいと思います。

GIGAスクール構想の実現には、ハード、ソフト、人材において以下の目標を設定しています。

【ハード】児童生徒1人1台端末の実現、高速通信環境の整備、家庭学習のためのモバイルルータの整備、低所得世帯への通信費支援
【ソフト】デジタル教科書の普及促進、教育データ利活用
【人材】指導者養成・研修の実施、ICT支援員等の体制整備

これにより、ICTを基盤的ツールとして活用し、

全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと協働的な学びを実現するため、ICTを基盤とした先端技術・教育に係るデータを活用

するといったことを目指しています。

目指すべき次世代の学校現場は、

  • 学びにおける時間・距離などの制約を取り払う ~遠隔・オンラインと対面による指導の良さの組み合わせ~
  • 個別に最適で効果的な学びや支援~個々の子供の状況を客観的・継続的に把握・共有~
  • 校務の効率化 ~学校における事務を迅速かつ便利、効率的に~
  • 教育データの利活用~学習履歴等を活用した指導の充実、教育ビッグデータを活用したEBPMの推進~

をあげています。

GIGAスクール構想実現に向けた主な取組は以下のとおりで、ハード、ソフト、人材に関して、それぞれ具体的な取組方針を示しています。

スクリーンショット 2020-11-29 133514.jpg

出所:第17回経済財政諮問会議 2020.11

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