日本におけるオープンサイエンスの論点と取り組みについて
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日本におけるオープンサイエンスの論点と取り組みについて
内閣府は2018年1月25日、「科学技術政策担当大臣等政務三役と総合科学技術・イノベーション会議有識者議員との会合(第2回)」を開催し、オープンサイエンスについて、議論・検討を行っています。
オープンサイエンスの論点は、
① 研究データ利活用方針の策定
② 競争的資金等におけるデータ管理の要請
③ 研究データ利活用のための基盤の整備
の3点が中心となっています。
日本におけるオープン再編スの基本方針は、
第5期科学技術基本計画(平成28年1月22日閣議決定)において、「公的資金による研究成果については、その利活用を可能な限り拡大することを、我が国のオープンサイエンス推進の基本姿勢とする」文言を明記しており、「国益等を意識したオープン・アンド・クローズ戦略及び知的財産の実施等に留意する」ことも併記しています。
国際的動向を踏まえたオープンサイエンスに関する検討会 報告書(平成27年3月)では、日本のオープン・サイエンスに関する基本姿勢や基本方針を以下のとおりまとめています。
基本姿勢:公的研究資金による研究成果(論文、データ等)の利活用促進を拡大
基本方針:オープンサイエンス推進の目的・意義、公開の範囲、公的研究資金及び研究データの範囲、研究を実施する機関の責務等
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