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国内ERP市場、2020年度にはクラウドがオンプレミスを凌駕

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独立系ITコンサルティング・調査会社である株式会社アイ・ティ・アールは2017年3月2日、「国内のERPパッケージ製品の運用形態別市場規模推移および予測」を発表しました。

国内ERP市場の2015年度の売上金額は、前年度比4.5%増の約739億円とやや低調な伸びでしたが、2016年度は大企業を中心に基幹システムの再構築が進みつつあることから、同6.5%増の伸びを予測しています。

ERPパッケージ市場の運用形態をクラウドとオンプレミスの比較では、クラウドでの運用が急速に拡大する傾向にあり、AWSでの運用が主流となっているものの、Microsoft Azureなど他のクラウドでの運用も拡大傾向にあるとしています。

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出所:アイ・ティ・アール 2017年3月2日

今後、企業がビジネスのデジタル化に向けて攻めの投資姿勢を強化していくにあたり、利用者や業務処理量の変化に柔軟に対応できるクラウドの特性がERPでも重視されていくと予測しています。

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