クラウド分野における影響力のある事業者は？ #CloudInfluence の調査結果から

Compare the Cloudが2015年2月に50の影響力のあるクラウド事業者を比較する「#CloudInfluence rankings」を発表しました。

クラウド業界においてmind share（知名度）の高い事業者では、米マイクロソフトが1位を堅持しており、米IBMが6位から2位に躍進しています。一方、米アマゾンでは本体がランクを落とし4位ですが、AWS(Amazon Web Service）が9位から4位と順位を大きくあげています。

アカマイおよびグーグルも４つ順位をあげています。一方、米オラクルが5位から8位に、独SAPが2位から10位に、順位を大きく落としています。

本記事では、アマゾンはリーン的なアプローチを展開していくのに対して、マイクロソフトやIBMのような巨大なトラディショナルプレイヤーは、大規模なマーケティング施策を展開し、既存の巨大なエコシステムを活用することで、AWSに対抗する事業を展開している点が紹介されています。

出所：February Top 50 #CloudInfluence Organisations 2015.3

クラウド事業における競争が過熱している中、サービスのシェアではなく、mind share（知名度）な視点での比較は、今後のクラウドビジネスの展開を予測する中において、重要な要素の一つとなるでしょう。