オルタナティブ・ブログ > 『ビジネス2.0』の視点 >

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

7型Androidタブレット「Galaxy Tab」の魅力と使い道(電子書籍等)

»

私自身、現在、iPad、Windows Mobile搭載のスマートフォン「T-01B」、VAIO X、そして通信用にb-Mobileを利用しており、ほぼ環境には満足しています。GmailやEvernote等のクラウド環境を利用すれば、あまりデバイスを気にすることなく、作業をすることができます。モバイルデバイスでは、OS争いの競争が熾烈で、どこのOSが勝者となるか、まだ混沌としています。iOSとWindows Mobileは概ね使えるようになったため、グーグルのAndroidを搭載したモバイルクラウドデバイスの購入を次に考えています(家族の許可を得られるかは別ですが・・)。

現在、最も注目しているのは、サムスンが提供する7型Android 2.2タブレットの「Galaxy Tab」です。

7インチ(1024 x 600 画面)タッチスクリーン、Cortex A8 1GHzプロセッサ搭載し、重量は380グラムはとても魅力的で、ジーンズの後ろポケットにも入るように、非常にモビリティ性の高い端末となっています。OSは、Android 2.2を採用しており、Flash Player 10.1をサポートしています。iPadの場合は、Flash Playerが搭載されておらず、見れないサイトも多々あり、それがストレスに感じることもありました。

さらには、Webカメラ、背面には動画を撮影できる300万画素カメラを備えており、チャットなど、コミュニケーション用の端末としても活用できるでしょう。動画再生機能においては、1080pの解像度でのHD動画再生ができ、iPadの720pでの動画再生機能を上回っています。microSDスロットが搭載されているのもデータのやりとりなどができて便利です。7時間駆動もまずまずでしょう。

サムスンは、TechCrunchの記事によると、来年で一千万台の「Galaxy Tab」を販売することを宣言しており、将来的にはiPadの販売台数を上回る可能性も考えられます。既に、米通信大手4社から今秋にリリースされることが明らかになっており、サムスンの「Galaxy Tab」にかける意気込みが感じられます(関連記事)。

日本では、Gigazineの記事によると、「Wi-Fi Alliance」のページでは、2010年9月15日付けで「Galaxy Tab」と思われる「SC-01C」として認証(PDFファイル)をうけており、NTTドコモからの販売が有力視されています。

少し、「Galaxy Tab」の使い道を考えてみましょう。

日経新聞(9/25)によると、サムスンはNTTドコモが大日本印刷と始める電子書籍の配信サービスと連動して提供する計画をたてているようです。

また、NTTドコモと大日本印刷が8月4日に報道発表した「NTTドコモ 大日本印刷 電子出版ビジネスで提携」によると、

基本合意の主な内容は、

  1. ドコモユーザを核とした利用者層向け電子出版プラットホームの共同構築
  2. 書籍やコミック、雑誌、新聞など10万点を超える電子出版コンテンツの収集・電子化・販売
  3. ドコモの携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末、電子書籍専用端末など、様々なデバイスに対応した電子書店サービスの運営
  4. DNPグループであるリアル書店(丸善・ジュンク堂・文教堂)やオンライン書店(「bk1(ビーケーワン)」)と電子書店との連携
  5. 5,600万人のドコモユーザとDNPグループのリアル書店を利用するユーザに向けた新たな読書マーケットの創出
  6. 展開方針
    • 今秋のサービス開始
    • 共同事業会社設立の検討
    • 出版社などコンテンツホルダや、様々な端末メーカーなどへの協力の依頼
    • 海外に向けた配信も想定した新たなビジネス展開の実現

となっています。

つまり、「Galaxy Tab」は10万点を超える電子出版を利用できる環境ができると考えることができます。NTTドコモは電子書籍ビジネスに本格参入するにあたって、携帯事業者に関係なく、電子書籍のサービスを提供する方針を掲げており、「Galaxy Tab」はAndroid OS搭載しているため、Android OSでのスケールメリットをいかした電子書籍サービスをユーザ側に提供していくための土台が整ってきたと言えるでしょう。

サムスンは、9月22日に「Galaxy Tab」のプロモーション動画を公開しています。

外出先等での様々なシーンが紹介されています。この動画を見てしまうと、かなり欲しくなってしまいます。iPadではなかなか難しいところもあった移動時間の中でも気軽に立ち上げて利用することができるできるかもしれません。

その他、Andoroid OSはまだまだ発展途上の段階にはありますが、ビジネスとしては仮想デスクトップやクラウド端末としての利用。教育分野でのデジタル教科書や医療分野での端末など、様々な可能性が考えられます。デジタル教科書端末としては、iPadの活用が議論されていますが、教科書コンテンツを提供する事業者としては、オープン性の高いAndroid OSも視野に入ってくることでしょう。

最後に回線について考えてみたいと思います。

「Galaxy Tab」が仮にNTTドコモから提供されると仮定すれば、通信品質と通信エリアも大きな魅力となるでしょう。iPhoneはつながりつくい場所もあるというのが問題視されていますが、NTTドコモの回線の場合は、これらの問題の多くは解消されると考えられます。

以上のことから、常に持ち運ぶモバイルデバイスとして考える場合は、7インチの大きさの「Galaxy Tab」非常に魅力的で、いろんな活用シーンがイメージできる「モバイルクラウドデバイス」といえるのではないでしょうか。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する