オルタナティブ・ブログ > 『ビジネス2.0』の視点 >

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

コスト削減はシェアリングの発想から

»

世界同時不況の中、業績は悪化し、投資も抑えコスト削減の動きが顕著となっています。今回は、コスト削減について少し整理してみたいと思います。

最近テレビでは「カーシェアリング」がよく特集として紹介されています。車を保有することから、使いたいときに使うということで大幅にコスト削減をしている企業も出てきています。仕事についても「ワークシェアリング」で給料が下がりながらも、雇用を確保していくという動きも見られます。

ITの活用においても同様にコンピュータリソースを自社で持つことから、コンピューターリソースを必要な時に必要な分だけ利用するクラウドコンピューティングの動きが進んでいます。

企業においては、コスト削減のためのオフィスビルを集約する動きも進んでいます。社員がビルに集まるようになれば、いろんなものを効率的に集約し、多くの社員の間でシェアできるようになります。私の職場においても新しいオフィスに移ってからは、プリンターの台数が極端に少なくなりましたが、プリンタをより多くの社員とシェアをすることになり、その結果ペーパレスへの流れに結びついています。

その他、シンクライアントの導入による端末のシェアやフリーデスクによる座席シェア等、シェアをすることによって効率性を高めコスト削減に結びつけるネタは結構ありそうな感じがしています。

Comment(2)