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OracleのSun買収について

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米Oracleが4月20日、米Sun Microsystemsを約74億ドルで買収することを発表しました。

 

米IBMが買収するというニュースが先行していたので、途中で破談となりましたが、このような結果になるのは個人的には想定外でした。Sunの公式ページには、「ORACLE TO BUY SUN」という文字が大きく書かれています。

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サン・マイクロシステムズといえば、1983年の創業時から「The Network is The Computer」というフレーズを使い、サンでは、「ビジョン」と呼んでいるようです。「クラウドコンピューティング」という言葉を使い始めたシュミット氏は、サン・マイクロシステムズのCTO(最高技術責任者)出身であり、サン・マイクロシステムズにいたころに、「The Network is The Computer」の理念の影響を受けています。

Oracleは先日、日本BEAの買収によって、ミドルウエアを強化し、最近はハードウエア群も投入しています。Oracleは次世代データセンター構想を掲げ、雪山を切って消費電力を抑える最新のデータセンターの建設も進めており、少し前までデータベースのベンダという印象が強かったのですが、近年買収を重ね、総合力を急速に高めてきているという印象があります。

今回のSunの買収により、サーバーやストレージそしてオープンソース等が加わり、ネットワークコンピューティングの志向も高まり、さらに市場におけるプレゼンスを高めていくことになることが予想されます。

4月22日~24日には東京国際フォーラムでOracleのイベント「Oracle OpenWorld Tokyo」が開催されます。私も会場に足を運ぶ予定ですが、どのようなアナウンスをされるのかも注目です。

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