Atom搭載MIDはシグマリオンが発売された頃を思い出す
日本でもCentrino Atomが発表され、各社からMID(Mobile Internet Device)が参考展示されました。まだ詳細の仕様や価格、そして発売時期等ははっきりしませんが、モバイル端末が劇的に進化し、人々のワークスタイルやライフスタイルの変化が生まれることが予想されます(関連記事)。
インテルの吉田和正代表取締役共同社長は、
「今回発表する製品は、高いモバイルPC性能を持ち、PCとインターネットとの互換性が非常に高い。それをワイヤレス技術と融合することで、新しい次元のモバイルインターネット端末がこれから世に出てくる。2008年は大変記念すべき年になってくる」と述べ、「それを支えるプラットフォームが Centrino Atom プロセッサー・テクノロジーだ」
と述べられており、Centrino Atomへの期待の高さが伺えます。
今から約5年前の2003年5月
にNTTドコモ シグマリオンIIIが発売されました。初代シグマリオンは2000年9月に遡ります。初代シグマリオンが発売されたときは、感動ものです
ぐドコモに買いに行った記憶があります。しかし、当時のモバイルのインターネット接続環境は9.6kなどあまり環境がよろしくなく、また機能も貧弱でイ
ンターネット接続はすぐに挫折した記憶があります。しかし、次に買ったシグマリオンⅢは今でもb-mobileでつないで現役で活躍しています。
そして今、Atom搭載のMID(Mobile
Internet
Device)
で各社が発表するプロトタイプを見てみると、ポストシグマリオンの端末がようやく発売されるという気持ちです。そして、モバイルインターネットが本格的に
普及していく予感がしています。今後は携帯電話やPDA、そしてノートパソコンの強
力な競争相手となるでしょう。今から各社から様々なカタチとなって発売され、シグマリオンが発売されたときと同様の感動が味わえるのではな
いかと今から楽しみにしているところです。