政党の好感度や評判をブログから分析し、選挙動向を読む(2)
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7月の参議院選挙も中盤戦を迎えようとしています。この間、社会保険庁の年金問題や久間大臣の原爆容認問題等により自民党には逆風が吹いています。前回の「政党の好感度や評判をブログから分析し、選挙動向を読む(1)」では、ブログの高感度や評判を分析すると民主党がやや評判で上回っている状況でした。さて、2週間経った今回はどのような結果になっているでしょうか?
(2007.7.7.0:00現在の数値で分析)
自民党の評判が落ち、民主党も引きずられる
BuzzRankによるとやはり自民党の評判は2.8から2.7へと落ちています。それ以上に民主党も3.1から2.7と大幅に落ちており、政治全体への不信感が前回よりも高まってきていることがわかります。
自民党の話題が急激に増える
gooブログ評判分析によると自民党の話題は6月中旬に年金問題に関する話題が一段落した後、7月前半に急激にブログの数を増やしています。久間防衛相の原爆容認と辞職等のあわただしい動きにより、 国民(ブロガー)の不満がまた噴出しているようです。
評判は安倍晋三よりも小沢一郎
党首の評判も分析してみましょう。小沢一郎党首が4.7と安倍晋三首相が4.0を上回っています。ブログの投稿数は小沢一郎党首少ないのですが、安倍晋三首相の評判の悪さと投稿数の多さが、内閣支持率にも大きく影響しています。
ブログにおいても自民党へのネガティブな意見が多く占めており、民主党も引きずられ、政治全体への国民の不安や不信感が日ごとに増しています。自民党そして政治全体が国民の信頼を回復していくには、まだまだ道のりは険しそうです。
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