国会中継ってスマホで見れるし、録画なら質問者別頭出しまでできるのよ、おくさん!
普段はあまり新聞の政治欄を読まないだめな私ですが、安全保障関連法案やら何やら、きな臭い(と感じる)法案が審議されるというので、「あさイチ」が終わってもチャンネルを変えずにそのまま国会中継を見ました。
今、午後の中継が終わったところです。安部首相が(最後に糾弾した)共産党委員長をガン無視して他の(民主党の)質問者たちに笑顔で挨拶しながら退場していくところまで映ってました。
全体的にいやーんな気分になりました。でも、内容が分からないまま「戦争法はんたーい」と叫ぶわけにもいかないなと思ってがまんして見たのです。中継を見ただけで法案の詳細まで分かるというものでもありませんが。
それでも新聞やテレビのニュースや、ましてFacebookなどでは分からなかった現場の空気的なものが伝わってきてます。【追記】NHKの7時のニュースのダイジェストはかなりきれいにまとまっていて参考になりました。とはいえ、数分ですからどんなに公平にまとめてもいろいろもれます。
法律ってたくさん「例外」があって、そこを野党が突っ込むわけですが、その答え方が(言質取られないこと第一だからしょうがないですが)うなぎのようで、不信感ばかり募ります。
政府が国民を第一に考えているとはさすがに私も思いませんが、それでも法案を通したいならうなぎになっていないで例外部分をちゃんと説明するふりだけでもできないんでしょうか。
ところで、国会中継なんて、私のようなのんびり在宅ワーカーじゃなければなかなか見られないですよね。地味だし長いし不愉快なことが多いし。
でもって、国会って新聞でもテレビのニュースでも、あまり詳しくは取り上げられません。ましてネットでは。
Yahoo!ニュースのトップを見ても、8本の記事中、国会関連は"首相「早く質問しろ」で陳謝"という1本のみ。
ニュースはキューレーションサービスでしか見ない、という人は、国会関連の記事に触れる機会はとても少ないかも。
うまく言えないんですけど、これはちょっとこわい気がします。
ちなみに、国会審議テレビ中継で収録した動画は衆議院のビデオライブラリで見られます。
数日たった中継であれば、発言者の名前で頭出しできます。AndroidでもiPhoneでも簡単に再生できるので、通勤中に動画を再生するスペースを確保できたら、片道だけでも見てみると意外と面白いかもですよ。