Xiaomi、先進国には当分進出しないとヒューゴ・バラさんがきっぱり
中国で熱狂的な支持者がいる(らしい)“中国のApple”ことXiaomiが、派手な発表イベントを北京で開催し、新しいフラッグシップスマートフォン「Mi 4」とスマートリストバンド「Mi Band」を発表しました。
Mi 4は見事なくらいiPhone 5sっぽいです(下の写真だとメタルフレームが目立たないのでそうでもないですが)。
レイ・ジュンCEO、スティーブ・ジョブズと比べないでとか言ってるくせに、イベントでリストバンドを発表するときにこんなメッセージを。。。
AppleはXiaomiをまだまったく脅威だと思っていないのか、これまで訴訟などは起こしていません。今のところ中国国内でしか販売していないし。
でも、いよいよ国外進出します。まず、インドです。
Xiaomiで世界進出担当(?)VPを務める元Googlerのヒューゴ・バラさんがGoogle+でずっとインドでの準備について投稿していました(インドの人たちに溶け込んじゃってるけど「mi」のTシャツを着てるのがバラさん)。
で、今日のイベント会場でのインタビューで、Xiaomiの海外進出の戦略は、とにかく新興国市場がターゲットだと言ってました。欧州や北米へはどういうタイミングで?という質問に「今のところまだそういう計画はない。まずは新興国市場で足場を固める」と答え「米国でのIPOの可能性は?(最近中国ではやってますからね)」には「その計画もない。今は製品開発に集中しているんだ」と笑顔で答えてました。そう言われればMi 4が対応する24の言語は新興国で使われているものが多い感じ。
ふーむ。日本も一応先進国らしいので、Xiaomiは当分来ないようです。
でもま、バラさんがXiaomiに欠かせない存在として元気に活躍しているようで、ファンとしては嬉しいかぎりです。