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公式Twitterの言語設定にLOLCATS(beta)

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Twitterがここのところ、公式サイトや公式アプリの機能を立て続けに改善しています。これとかこれとかこれとか。今日また1つ、Twitter.comに新しい機能が(The Next Webより)。

[設定]→[言語]の選択肢に「Lolcats - LOLCATZ(beta)」が追加されたのです。

Yu_lolcat1

Lolcatsというのは、LOL(大笑いという意味)とcats(ねこ)の合成語で、おおまかに言えばネットスラングの一種。ねこの画像を投稿するときに、キャプションとして(ねこだから)スペルや文法が変なセリフを添える、という習慣があって、そこから来ているそうです(Wikipediaに日本語での説明あり)。

Yu_lolcat3

Twitterの言語設定をLolcatsにすると、ページ上の表示がLolcats語になります(ツイートとかは変わらない)。全部大文字になって、スペル間違いが満載に。ブラウザのタブも「Twitter」→「TWITTR」だし、「ホーム」は「HUM」、「Who to follow」→「HOO 2 FOLLOW」だし。

Yu_lolcat2

ちょっと楽しいけど、なんでこんな機能を追加したのかを考えると、Twitterも大変だなぁと思います。これも公式Twitterを使っていない層の取り込み努力の一環なのかなぁと。Lolcatsを使う人たちって、多分あんまり公式サイトとか公式アプリを使っていないと思うので。でもこういう人たちは、媚(こび)みたいなのも嫌いなはずだから、あんまり効果ないんじゃないかなぁ。

Twitterも立派な営利企業なので、ユーザーデータをビジネス活用するために全力投入するのは当然だし、結果的にユーザーにとって便利になったり楽しければいいっちゃいいんですが。素直に喜べないのはなぜだろうといつも我ながら不思議です。

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