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ラリー・ペイジのおしゃれポイントはマイクとインナーのコーディネート?

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声が出なくなって心配をかけていたGoogleのラリー・ペイジCEOがパートナー向け年次カンファレンスZeitgeist Americaで久しぶりに元気な姿を見せました、という「どこがITニュースなんだよっ」という記事をさっき掲載しました。だって、よかったよかったと思ったんだもん。

6月に共同創業者のサーゲイ・ブリンが「(あまり声が出せなくなったので)これでラリーも言葉を慎重に選ぶようになるからいいことだよ」なんて茶化していましたが、この人はもともと、言葉を選びながら話す感じがあります。

大企業のCEOといったら、故スティーブ・ジョブズ氏はもちろん、Oracleのラリー・エリソンもMicrosoftのスティーブ・バルマーも、大きな声でアグレッシブに、自信たっぷりに話す(ために多分専属のトレーナーがついてたりする)ものです。Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOだって、回を重ねるごとにめきめきと“CEO語り”が板についてきています。

ところが、ペイジはうっかりするとうつむきかげんにぼそぼそと話します。声がまだかすれることもあって、今回はますます小さな声で、でもこれが穏やかな感じになって私はかなり好印象を持ってしまいました。キャンベル・ブラウンとのインタビューでは、何度も「えーっと」というように天井を見上げて考えつつ話していて、これが誠実そうに見えちゃうんですよ。

ところで、ペイジは今のところ、ジョブズの黒ハイネックやザックのグレーのTシャツとパーカー、クックCEOの黒っぽいシャツのようなトレードマークになる衣装は決まっていないようなんですが、Zeitgeistでの2回の出番で、「インナーとマイクをコーディーネートする」という不思議なおしゃれをしていました。2011年の株主総会では白いシャツで赤いマイクスポンジだったので、今回限りのことかもしれませんが。

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