オルタナティブ・ブログ > 海外速報部ログ >

海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

あずにゃんと澪の区別もつくGoogle画像検索の知能アップ度

»

それほど大きなニュースじゃないんですが、個人的に楽しめた今日の記事は「Google画像検索がより賢く 「Knowledge Graph」にも対応」という話。

検索キーワードの代わりに画像ファイルをドラッグ&ドロップすると、その画像に関連する情報が検索結果として表示されるというもの(今のところ英語版のGoogle Search by Imageのみ)なんですが、いろいろ遊べます。

最初は、Google画像検索で「猫」とか適当に検索して出した結果の画像をドラッグ&ドロップして遊んでいた(ペルシャ猫の画像をドロップするとちゃんと「persian cat」と出てくる)んですが、それだとファイル名とかタグとかから判断してるのかも、と思ったので、自分で撮影したファイルで試してみることにしました。

まず、画像検索でけいおんのあずにゃんと澪ちゃんの画像を表示してそれぞれをスマートフォンで撮影して自分にメールで送り、ドロップしたところ、あずにゃんは「中野梓」と、澪は「mio akiyama」と判定されました(下の図)。

Azu
Mio

2次元画像でしかもまったく同じものが公開されているからこその結果だとは思いますが、面白いです。まったく同じ(画面を撮影したものなので解像度はかなり落ちますが)ものが見つかった場合は、まずその画像のファイル名やタグなどを見て、そこから推測しているみたいですね。

だから、例えば自分で撮影した未公開の花の写真など、ネットに同一のものがない画像の場合は、かなり難しいようです。これはGoogle Gogglesが「花の種類とかは苦手です」と言っていることからも想像できます。下は、かなりクリアに撮れた未公開の「クリスマスローズ」の写真で検索した結果。花だとすら認識してもらえませんでした。

Rose

お散歩で見つけた花の名前が分かるかなとちょっと期待したのですが、それはまだ難しいようです。今後の成長に期待です。

Comment(0)