ザッカーバーグ姉、リアリティ番組「シリコンバレー」のプロデューサーに
リアリティ番組というのは、おおまかには興味本位なドキュメンタリーというか、例えば応募した素人に特殊な体験をさせてそれを追っていく、みたいな番組のことです。アメリカでは一大人気ジャンルになっていて、この部ログでもこれ(結局没になったけど)とかこれとか、紹介してきました。
そういうリアリティ番組の米国での老舗(?)であるBravo Mediaが、新シリーズ「シリコンバレー」をスタートするというのが、シリコンバレーで話題になっています。タイトルから想像できる通り、「若き起業家がシリコンバレーでスター企業を立ち上げるまでの道のり」を追うという内容です。
この番組のプロデューサーが、ランディ・ザッカーバーグだというところが目玉。FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグのお姉さんです。
ランディさんも弟同様に優秀な人で、ハーバード大学を卒業後、しばらく弟の会社で幹部をやっていましたが、産休をとった後、昨年独立しました(下の写真は、彼女のFacebookで公開されているものです)。新会社R to Z Mediaがどんな「メディア」なのかはまだよく分かりませんが、こうした番組の制作もやる会社なのかもしれません。
ランディさん自身は、「一般社会にIT起業家の実態を知ってもらういい機会」だと思ってこの仕事を引き受けたそうです。
彼女はFacebookのノートで、「(この番組が)ドラマチックかって? もちろん! シリコンバレーはドラマに満ちてるから。バトルが見られるかって? もちろん! 起業家は常に闘っているから。起業での苦労話をするかって? もちろんしない! だって、これはリアリティ番組であってドキュメンタリーじゃないから」と書いています。
シリコンバレー関連のブログは批判的なところが多いですが、まあ、まずは実際の番組が始まってみないと、どういう内容になるか分かりません。批判は見てから、です。