オルタナティブ・ブログ > 海外速報部ログ >

海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

Google+の“ニックネームOK”に「コレジャナイ」の声

»

Google+でニックネームが併記できるようになるという記事、タイトル(Google+、実名ポリシー更新でニックネームの追加と芸名での表示が可能に)がいまいちで、一部の方々をぬか喜びさせてしまったみたいでごめんなさい。

今日の発表は、例えば私がGoogle+に「佐藤由紀子」で登録していて、ニックネームが「ゆきりん」だとしたら、以下の3種類から表記を選べる、という話です(実際にはそんなニックネームはありません)。

「佐藤由紀子」
「佐藤“ゆきりん”由紀子」
「佐藤由紀子(ゆきりん)」

多くの人が望んでいるのはコレジャナイ。パソコン通信(って知ってますか?)のように、ハンドル名だけでコミュニケーションしたいんだから。ハンドル名と本名の併記なんて、とんでもないことなんですよ。

でもまぁ実際にストリームを見ていると、どう見ても本名じゃないよね、という人がかなりいらっしゃるようなので、ほんちゃんのアカウントとは別にGoogle+用のアカウントを作っているんでしょうね。

ハンドル名の利用ができないと、こうして複数アカウントを使い分ける人が増えて、それは結果的にちゃんとターゲティングできなくなることにつながって、結局Googleにとってもユーザーにとってもデメリットになってると思う。

成り済まし防止のためには安易にハンドル名を認めないのが安全だとは思いますが、なんとか双方にとって納得のいく解決策はないもんでしょうかね。

例えば、今回のポリシー更新では芸名(通名、とした方がいいのかな)での登録もOKになったのですが、これをもっと拡大解釈してハンドル名もOKにするとか。芸名承認のプロセスがはっきりしないので何とも言えませんが、それはできそうな気がします。

なお、ほんとは一応、本名でのアカウント作成が推奨されています。Google+の名前についてはヘルプをご参照ください。

あ、そうそう、ヘルプにもありますが、一度名前を変更すると、30日間は再変更できなくなるのでご注意ください。記事を書くために危うく自分のほんちゃんアカウントに「ゆきりん」をつけちゃうところでしたよ。

Comment(0)