「webOSを捨て去るわけではないけど今のところ計画は未定」とHPの偉い人
元SAPのアポテカーさんがHPのCEOになった時点から、死亡フラグが立っていたといば立っていたんですよね。webOSの打ち切り。
企業判断としては正しいんでしょうけど、元Palmユーザーとしては仕事をする気力がなくなるほどがっかりな話です。
この後どうするのか気になっていたところ、This Is My NextがHPのwebOS部門(webOS Global Business Unit:GBU)の中の人からの情報として、発表当日の部門総会の様子を伝えているのをみつけました。
同部門のスティーブン・ドウィット副社長は「HPはwebOSを捨てるわけではない」と何度も強調し、2週間以内にこのプラットフォームの未来についての決定を発表すると言ったそうです。つまり今のところ何も決まっていないということですね。基本的にはハードウェアは捨てて、webOSのライセンス事業を続ける道を探すようです。そりゃあ、12億ドルも払って買ったんですから、簡単には捨てられません。
社員からの、HTCかSamsungにライセンスするのかという質問に対して、webOS部門の上部組織であるパーソナルシステム部門のトッド・ブラッドレイ副社長は、webOSはQualcommのチップで稼働するように設計されているが、多くの潜在的ライセンシーがwebOSが他のチップセットをサポートすることを望むだろうと答えただけで、具体的なライセンシーについては触れませんでした。
人員削減は避けられないようですが、ドウィット氏はwebOS開発は継続するので、HPは開発者を必要としていると強調したそうです。
ところで、HPに買収された時点でPalmのCEOだったジョン・ルビンシュタインさんはどうするんでしょうね。7月にGBUのトップをドウィット氏に譲って“製品改革の役割”というよく分からないポジションになっていたんですが。TechTargetによると、同氏は2010年12月にAmazonの取締役になっているそうです。このままAmazonに移ってオリジナルタブレットとか作った方が幸せかもしれないです。
そして、そもそものPalmの創設者、ジェフ・ホーキンスは1年前と変わらず、Numentaで人工知能の研究にいそしんでいるようです。まだ大きな成果は上げていないようですが、本人が幸せならそれでいいや。