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海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

誰もがキュレーターになれる「curated.by」

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アイティメディアに「OneTopi」というサービスがあるのをご存じでしょうか。「仮想化」かとか「ねこ」とか「自転車」とか、いろんなテーマ別ツイートの集まりで、各テーマの担当者が集めてきた情報をつぶやき続けています。好きなテーマの最新情報はOneTopiを見てるだけで把握できる、というのが理想的な姿。この担当者たちを「キュレーター」と呼んでおります。元々は美術館とか博物館とかの学芸員のことです。テーマに沿っていいものを集めてお見せする、という役割ですね。

アイティメディアの思いつきではもちろんなくて、ネットが情報過多になってきたころからキュレーター的な役割に注目が集まっています。私もお世話になっているTechmemeも、アルゴリズムも使っていますが最終的にはキュレーターのようなエディターのような人間が管理しています。

で、前置きが長くなりましたがcurated.byというサービスが23日にパブリックβで公開されたんです。アカウントを作って、自分の好きなテーマを決めて「Bundle」として登録し、Chromeの拡張機能を使って気に入ったツイートやURLをBundleにがしがし追加して充実させていくというもの。追加する情報は自分で探して読んで選んでいくので、便利に情報収集できるツール、というわけではありません。どちらかというと、責任と誇りを持って自分のBundleを作り、みんなの役に立ちたい、くらいの気持ちじゃないと続かないと思います。いいBundleを作ればたくさんのフォロワーがついて、それが励みになるというやっぱりソーシャルな要素が強いサービスです。

Yu_curated

Bundleは「Embed」ボタンで自分のサイトやブログにウィジェットとして持っていくこともできます(自分のも人のも)。今のところ簡単にBundleできるのはTwitterだけですが、たぶんOAuth対応サービスはどんどん可能になるんじゃないかなと思います。

TechCrunch(なーんだ、もう日本語版になってた)に詳しい説明が載ってました。ご一読を。

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