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海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

Chromeブラウザで見た情報を1クリックでAndroidに転送――「Chrome to Phone」

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PC上のブラウザで見たURLとか地図とかテキストとかを1クリックでAndroid端末に送信できる「Chrome to Phone」の日本語版が公開されました(Android 2.2以上が必要)。8月にITmediaでも紹介していましたが、日本のマーケットには初登場です。Google Chromeに拡張機能をインストールして、Android側にはAndroidマーケットからアプリをインストールします(左のQRコードをどうそ)。

Androidでアプリを起動すると、設定画面になります。利用するGmailのアカウントを指定(1つしか使っていなければそれが選ばれています)し、「次へ」をクリックするとGoogle Chromeとの接続画面になり(これってなにやってるんだろー)、リンクを自動的にするか手動にするかを選択すれば設定完了です。

試しに今日発表の「GALAPAGOS 003SH」(いいなーこれ)の記事を表示して、ツールバーにあるChrome to Phoneのアイコンをクリックすると、「携帯端末に送信しています」と表示され、
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Android側ではブラウザが起動して同じ記事が表示されました。端末がスリープ状態でも起こした段階でブラウザを起動し、URLを読み込んでくれます。でも、立て続けに3本URLを送りつけたところ、最初の1つしか表示しませんでした。

画像を送りたい場合はブラウザ上の画像を右クリックして表示されるメニューから「Chrome to Phone」を選びます。よく分かりませんがどうも画像には一意のURLを割り当てているようです。これもAndroid側ではブラウザで表示します。

テキストを送る場合は、送りたい部分を選択して画像と同じ操作をしますが、テキストはAndroid側のクリップボードに入るので、表示するには何かテキストエディタ的なアプリを起動しておいて画面長押しでペーストします。クリップボードは1つしかないので、幾つも送ると上書きされてしまうようです。

このほか、Google Mapsの地図やYouTubeのビデオ、電話番号などを送ることができます。電話番号は、その番号が入力された状態で電話アプリが起動しちゃいます(ちょっとこわい)。Google Mapsが一番実用的かもしれないですね。

Androidユーザーの何割がChromeユーザーでもあるのか分かりませんが、これは強力なChromeへの乗り換え要因になりそうです。

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