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Windows Phone 7のイメージCM

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地平線の向こうから蜃気楼のようにゆらゆらとこちらに向かってくるのは――じゃーん、Windows Phone 7端末だっ(しかも画面にアラビア文字みたいなフォントで「the Revolution is Coming...」って)というCM。これは、ロンドンに拠点を置くSecret Cinemaという団体が「アラビアのロレンス」を上映したときに流したものだそうです。


YouTube: Secret Cinema: Lawrence of Arabia Windows Phone 7 Trailer

Secret Cinemaは映画好きのメンバーを6万人も擁していて、毎月1回、ロンドンのどこかでナイショで映画を上映しています。これまではスポンサーにNokiaがついていたそうですが、今回の「アラビアのロレンス」上映からWindows Phoneがパートナーになりました。CMを流すだけではなく、写真コンテストやら上映会場でのプロモーションやらをかなり派手にやったようです(Facebookにその様子が)。

Computerworldなどによると、MicrosoftはWindows Phone 7のためにマーケティング費用として5億ドル投入しているそうです。Windows 7にも10億ドル近く投じたといううわさがあるので、Microsoftにとっては驚くほどの金額ではないのかもしれません。

このプロモーションは英国Microsoftが独自にやっているみたいで、Appleのように世界規模でカラーを統一してどーんと打ち出す、というのとは違うやり方です(そういえばWindows 7のときもそうでした)。日本ではどんな宣伝になるのでしょう。楽しみです。

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