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久しぶりの「さよならFacebook」は業界のスターCFO

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 一時期毎月幹部が流出していたFacebookから久しぶりに大物が辞めます。今度は、2007年にGoogleから引き抜いたCFO、ギデオン・ユー氏。今回はユー氏がどこかに移るために辞めたのではなく「クビ」らしく、ブログ界ではFacebookへの批判があふれています。

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 Facebookからの公式なリリースはまだ出ていませんが、複数のメディアによると、同社は株式公開に向けて、「公開企業での経験を持つ」CFOを募集中だそうです。GoogleやFacebookの事情に特にくわしいWSJのカーラさんのブログによると、ユー氏はザッカーバーグCEOと戦略上でたびたび衝突しており、険悪な仲になっていたそうな。

 ユー氏はYahoo!からYouTubeに移り、GoogleのYouTube買収の際に活躍した人です。Facebookでも、Microsoftから2億4000万ドル引き出したのは、この人の手腕によるものと思われます。

 こんな辣腕CFOをもし「険悪な仲」だというだけで、しかも自分と意見が合わないからといってクビにしていいのか? 周囲を「イエスマン」でかためたCEOの行く末は決まっているぞ、というのがブログ界の論調になっています。

 ズッカーバーグはまだ若い(24歳)のだから、Googleの2人やかつてのYahoo!のジェリー・ヤンのように、さっさとCEO職は専門家に任せればよかったのに、といまさらながら思う佐藤でした。

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