MicrosoftとGoogleのソーシャル対決、本番
MicrosoftのYahoo!買収記事の陰に隠れてしまっていますが、GoogleのSocial Graph API公開も結構大きいニュースです。この2つのニュースに共通するキーワードは「ソーシャル」。少なくともMicrosoftのチーフソフトウェアアーキテクト、レイ・オジー氏が欲しかったのはYahoo!のソーシャル力でしょう(CESでこんなデモしてるし)。
Facebookに投資し、Yahoo!を買収することでソーシャル力をもりもりつけようとしているMicrosoftと、OpenID提唱者のブラッド・フィッツパトリック氏と膨大な検索データという切り札を持つGoogleのガチンコ対決、というところでしょうか。
実はSocial Graph APIについてほとんど理解できていないのですが(おいっ)、今日からすぐにこの部ログとか自分のFacebookのプロフィールページとかの「人間関係」がさらされるわけではないみたいです(デモでやってみた)。なぞの「microformatデータ」が埋め込まれていないかららしい。どのくらいのブログサイトにmicroformatのデータがくっついてるのか分かりませんが、日本のアルファブロガー様のURLを勝手にこのデモで幾つか見てみたところ、ほとんど関連URLが表示されませんでした。ロバート・スコーブルさんのとこはさすがにたくさんリンクが表示されましたが。で、スコーブルさんのリストだと、リンクされた相手のURLの後ろに「知り合い」「友人」「同僚」「隣人」と分類まで表示されます。
こういう記事を扱う以上、もうちょっと勉強しなくちゃいかんなぁと反省しきりの澤でした。ほんと、OpenIDもよく分かんなくて(試せるところが少ないし)。