オルタナティブ・ブログ > 海外速報部ログ >

海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

ビッグサイトとレーティング

»

 先日、冬の有明マンガ祭に向けて取り込み中の友人からメールが来ました。

 「『18歳未満お断り』って英語でなんて言うの?」

 どんな本を作るつもりなのかはあえて聞かずに、とりあえず「NC-17とかAdult Onlyでいいと思うけど……」と答えておきました。

 そんなわけで、今日はレーティングのお話を。

 レーティングというとだいたい映画とテレビゲームの話になりますが、米国映画協会(MPAA)では以下のような区分を設けています。

G:制限なし
PG:子どもに見せる前に保護者が内容をチェックすることを推奨
PG-13:13歳未満の子どもに見せる前に、保護者が内容に特段の注意を払う必要がある
R:17歳未満は保護者同伴
NC-17:18歳未満は視聴禁止

 米娯楽ソフトウェア格付け委員会(ESRB)のゲームレーティングは以下の通り。

EC(Early Childhood):3歳以上
E(Everyone):6歳以上
E10+:10歳以上。穏やかな暴力などを含む
T(Teen):13歳以上。暴力や下品なユーモアなどを含む
M(Mature):17歳以上。過度の暴力や性的なコンテンツなどを含む
AO(Adults Only):18歳以上。長時間の過度の暴力や露骨な性的描写などを含む
RP(Rating Pending):レーティングの決定待ち

 日本では映倫CEROが映画とゲームのレーティングを設けています。CEROのゲームレーティング決定方法について取材した記事もありますのでご参考にどうぞ。

「このゲームの対象年齢は15歳以上」――誰がどうやって決めている?

 以上、広瀬でした。

関連記事:8割の親はビデオゲームのレーティングシステムを熟知――米調査

Comment(0)