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成果をあげるのと生産性をあげるは、似ているようで違う

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テレワークでは、自宅でもオフィスと同じことが出来るよう、生産性を意識していたが、新しいことを生み出すには違うモードで仕事をせねば。

*********全体会議の話から**********************

先週、成果/生産性をあげましょう!とお話ししましたが、成果と生産性は似ているようで
違うので、認識を合わせたほうが良いと思い、お話しします。

あえて言えば成果を高めることのほうが大事です。
生産性を高めることは、成果をあげることにつながるはずですが、フェーズによってどちらを高めるのか使い分けることも必要です。

まず定義の確認です。
成果はアウトプットで測られます。売上目標に達成したなど。工場で〇万個の商品を製造した、など。
生産性はアウトプット÷インプットで測られる効率の指標です。インプットは時間やコストで考えることがほとんどです。

例えば、営業の電話をかけたとします。
1000件かけて、100件の受注を得たAさん。
100件かけて、20件の受注を得たBさん。

さてどちらが生産性が高いのでしょうか?
仮に1件1万円の売上で、1件あたりの電話をかける時間は1分としましょう。

Aさんの生産性は  100 * 1万円/1000分 =100、1分あたり1000円です。
Bさんの生産性は 20*1万円/100分  = 200 1分あたり2000円です。

生産性の観点からはBさんはAさんの2倍あることになります。
それではAさんよりBさんのほうが素晴らしいのか、と言えば、Bさんが残りの時間も同じような生産性で続けられたらそうですね。

でも、ここで期の終わりが来てしまったら、100万円売上げたAさんはBさんの5倍の売上があがっており成果をだした、と評価されるでしょう。

生産性は同じアウトプットなら短い時間やコストのほうが生産性が高いことになり、生産性の高い人は、残りのインプットを他に有効利用できます。
会社でしていた仕事を自宅で短い時間でできたとしたら、それは生産性が高く素晴らしいことです。

生産性を考える上で、注意すべき点は、分子が同じなら、分母であるインプットが少なければ少ないほど、高い生産性を示すので、生産性を高めることそのものが目的となり、インプットが少なくなりすぎることです。

例えば、全く新しい試みをしようとしたとき、成功する確率は低いことでしょう。
生産性を高めることに意識がいきすぎて、インプットが少なくなることは決して求められていることではありません。

1打席目にたまたまたヒットが出て打率10割になり、打率が下がることを怖がり出たがらない選手より、1年間フル出場して打率が2割5分だった選手のどちらが会社に貢献しているのかは言うまでもありません。

繰り返し行い成果が出ていることに対しては、少ないインプットでも同じアウトプットが出せる努力、すなわち生産性を高める努力が大事です。
初めて試みについては、生産性は考えずに成果がでる努力、とにかく量をたくさん試し少しでも成果につなげられることが求められています。

事業部のフェーズや個々人のフェーズによってより生産性を高めることが大事なフェーズと成果を出すために量をこなすことが大事なフェーズがあることを意識して、仕事をしてください。

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とここまで、書いて、しまった、また野球を例に出してしまったと反省。最近の若者は野球を例にとってもピンとくる人が少ない。ましてや野球が盛んでない外国人には向かないですね。

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