小3息子の夏休みの自由研究がいつの間にか私の自由研究に!
夏休みの自由研究って一体誰がどういう目的で考え出したのだろう?文科省の要綱にはなんて書いてあるのだろう?
あの自由研究を子供1人でやっているのはどのくらいいるのだろうか?
ママ友と話すと、「自由研究は、親の企画力が試されているよね~」
先生に尋ねてみても、「低学年のお子さんが実力を発揮するには、親のサポートが必要ですよねぇ」と暗に親の介入を認めている。
我が家はと言うと・・・私が自信をもって提案した
・去年の自動販売機の調査レポートのバージョンアップ
置いてある場所で、商品の値段が違うのはなかなか面白い研究だと思うのだが・・・
ビジネススクールでもケースで勉強しますですよ。
・コロコロコミックにおけるトレンド研究
1年間分の雑誌を調べたら、漫画はもちろん宣伝やキャンペーンについて何か面白いことがわかるかも!
・プロ野球選手の出身調べ
出身母体(高卒、大卒、ノンプロ)や出身地域など調べると、本人がプロ野球選手になろうとしたときに役にたつかも!
(地域サッカーチームに入っていながら将来はプロ野球選手になりたい、というのもどうかと思うが)
は、あっさり却下され、
・クヌギの木に、バナナをぶら下げ、どんな虫が寄ってくるか
と冗談で言ったつもりのテーマに、飛びついた。
私の目から見て、企画としてはいまいちである。
そもそも虫が集まらなさそうだし、考察するには情報がなさすぎる!
とはいえ、言っちゃったからなぁ・・・・
そこで、まずはエサの一工夫。
熟れたバナナを焼酎に2~3日つけると、においを嗅ぎつけ効果が高いとのこと。
早速、スーパーに買いに行ったが、売れ残って、黒ずんだディスカウントバナナは全くなく、高い買い物であった。
近くの公園に行くも、開園時間が7:00-19:00で、暗い時間に観察に行くことが出来ないのでいやな予感。
蚊にたくさん刺されならが、なんとか、クヌギの木とコナラの木を見つけ、バナナをしかける。
翌朝起きると・・・
ガーン、雨だ。(天気予報を見るべきだった)
2人で公園に行くと、それでも、クヌギの木には二匹のカナブンが!
あ~、なんとか、これで自由研究はサマになる!と思った瞬間、息子に
「こんなんじゃ、研究にならない」
「いやいや、研究と言うのは、プロセスをきっちり説明することが大事で、結果がすべてじゃないから」
などと説得しても、全く、ダメ。
息子はどうやら、これで、カブトムシやらクワガタやらワサワサ集めるつもりだったようだ。
ということで、この自由研究は、なんと、私の自由研究となり、息子とは冷戦中である。
私は夏休みの自由研究の企画をもう2度と立てないので、自分で考えろ!(夏休み滅亡まであと7日)
どうやって、クヌギの木を見つけるかというと、名札たよりです(笑)表面がガサガサしているのと樹液が多いので見つけやすくはありますが。
パンストにバナナ入れて結びつけると簡単(ちょっと恥ずかしい気はするが)「夏休みの自由研究です。8/15に撤去します」というメモも入れて。
ほら、集まった!
実は、バナナを取り付ける際に、樹液でカナブンが集まっていたクヌギの木を選んだのだ。つまり、特製バナナをエサにしたからって効果は変わっていないのが屈辱的・・・天気のせいとしよう。