ちょっとだけ新しい環境に自分の身をおく
その昔、海外旅行は、知見を広げる最たるものであった。しかしながら、昨今の若者は、私たちの世代ほど海外旅行に対するインセンティブがない、と某行会社の人が嘆いていた。欧米に対する憧れは減った。そして真のライバルは、リビングに居ながらにしてバーチャルで海外旅行を体験できるインターネットだと、その方はおっしゃっていた。
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アークコミュニケーションズの3つのクライテリア(心技体)にある「技」では「プロフェッショナルなサービス提供のための自己研鑽の継続とノウハウ・スキルの獲得と発揮」を謳っています。
今日はとても簡単な自己研鑽の方法をお教えしましょう。
それは、「新しい環境に自分の身をおく」ことです。
ここ最近の私の例でいえば・・・
例えば、皆さんのご理解を得て、現在私は金曜日の午後に早稲田大学で大学3年生相手にゼミのお手伝いをしています。
学生インターンと触れ合う機会が多いアークコミュニケーションズではありますが、多くの学生と一度に密に時間をとるのは、私に取ってかなり新しい環境です。
学生が私より学ぶより、私が学生から学ぶことのほうが多い気すらいたします。
普段ビジネスのことを中心に考えている私ですが、朝鮮半島の問題、少子高齢化の問題など、このような機会がなかったら、ここまでこれらのテーマについて深く考えることはなかったでしょう。
学生が成長する喜びも味わえますので、一粒で2度おいしい状態です。
先日行った台湾もそうです。
片言中国語を交えながら、人と交渉すること。
乗り物ひとつ乗るにも自分で調べること。
知人の台湾人の女性との会食・カラオケを通して思い出した台湾女性のビジネスパワー
普段使わない頭を回転させ、刺激もいただきました。
日本PR協会の理事を引き受けたことも、大変勉強になっています。理事会に参加するだけでも、PRに関する色々な知見をいただけます。
公益社団法人の運営も、アーくコミュニケーションズの経営の参考になります。
と、このように、新しい環境にいると、比較的受け身でいても、環境があなたの背中を後押ししてくれます。
インプットが新しいのですから、自己研鑽に繋がります。
さて、比較的受け身と言いましたが、絶対能動的にしなければならないこと。
それは、新しい世界に身をおくために、最初に、自ら、新しい世界の扉を叩くことです。
新しい世界の扉と言っても、大げさなことを考えることはありません。
普段通らない道を通ることでも、新しい発見があり、個人的にはオリエンテーリング力が鍛えられたら良いなぁ、などと思っています。
ちょっとだけ新しい経験をするための 小さな扉を叩くという勇気を是非持ってください。
自己研鑽にかならず繋がります。
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かくいう私も、子供が生まれてから海外に行くことがめっきり減った。そして自分自身よりまだ一度も海外に行ったことのない(全く行きたがらない)9歳の息子をどうやって連れ出すのかが、私の課題。まずはとりあえず、パスポートを取得してみるところからだろうか。