人事面談の目的は3つ
会社とベクトルがあっていない社員がいて、どう対応したら改善するのか悩んでいたのが、今や遠い昔のこととなった。年に2回の人事面談をブラッシュアップすることで改善したのだ。
ベクトルがあっていないことを、口頭だけではなく、言葉で明示し、数値でもわかるようにし、それを残し、繰り返し行うことで、ベクトルがあってきたのだ。当たり前と言えば当たり前のことをしただけである。
3年前ほど前に人事制度改革を始めたのだが、遅々として進まないように感じ、歯がゆい思いをしているのだが、地道な努力はこういう形で実を結んでいるのだとも気がついた。
**********全体会議の話から**************
人事面談の季節です。
アークコミュニケーションズでは年2回人事面談があります。
主な目的は3つです
1.会社とスタッフのベクトルをあわせること
会社はスタッフに期待している仕事があり、スタッフにはやりたい仕事ややるべきと思っている仕事があります。
その両者のベクトルがあっているのか確認することが大事です。
いつも同じ説明をしておりますが、会社は船。スタッフの皆さんはオールを持っている船員です。
皆が同じ方向を目指してオールを漕ぐと、効率よくぐんぐん船は進みますが、皆がバラバラに船をこぐと進みません。
会社とスタッフの皆さんの進みたい方向があっているのか、確認して下さい。
2.過去半年を振り返り自ら評価すること
どう成長するかはフィードバックによって決まります。
そのフィードバックの一番の提供者は、自分自身です。内省から得られるものは大きいものです。
仕事に追われているとなかなか時間をとって自分を振り返ることはありませんので、
この機会に、自分のした仕事の棚卸を行い、自己評価をしてみてください
3.会社からのフィードバックを得て客観性をもつこと
自分で自分のことを正しく評価しているかどうか確認するために、会社からのフィードバックと比べてください。
1~3を通してキャリア形成もなされます。
1Hの面談は2Hの面談に比べゆとりもありますので、この面談をきっかけに、普段会社に対して感じていること、提案など、是非ご意見をください。
会社として、フォーマルにスタッフの皆さんと対話する時間を設けているのがこの人事面談ですが、会社はいつでも皆さんと対話をする意思があります。
毎週金曜日の15時からのお茶会もそうですし、もちろん個別に上司や私とアポイントメントをとってくださっても構いません。
普段の行動や思いを「言葉」にすることを意識して、面談に臨んでください。
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私にとって一番エネルギーを使う仕事は人事面談だ。もめたことなどほとんどないのでそういうことで疲れることはないのだが、準備には時間と精力がかかる。すべてのスタッフと面談することが出来るのはどのくらいの会社の大きさまでなのだろうか??でも、大企業の一部門なんてうちより大きいんだから、まだまだ出来るのかなぁ。。。。