バレンタインデー:お母さんが息子にチョコレートをあげるわけ
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年長の息子がおとといの夜、「あさってバレンタインデーでしょう?」と私に尋ねた。
「へぇ~バレンタインデーって知ってるんだ」
「うん、女の人が男の人にチョコレートあげるんでしょう?」
同級生からどうやら教えてもらったらしい。
「でも、あさっては土曜日で保育園お休みだから明日たぶんくれるんだと思うんだ」
「えっ?誰かあげるって言ったの?」
「ううん、でもきっと誰かが僕にくれると思うんだ!」
「いやいや、保育園にはチョコレートもっていけないから、誰もくれないと思うよ」
「ぜったいにだれかくれると思うよ!」
「いや、無理でしょう」
「だったら、どうやって女の人は土曜日に僕にチョコレートを渡すの?」
バレンタインデー。私は夫にはチョコレートを用意していたが、息子にあげるなんて発想は全くなかった。しかし、金曜日の夕方に「もらえなかった・・・」としょんぼりしている息子の姿がどうしても浮かんでしまう。息子のショックを和らげようと、期待値を下げる努力をする母であるが、息子のこの根拠のない自信はどこから来るのだろうか????
やばいじゃん!
今まで私はチョコレートをあげる立場でしか考えたことがなかった。息子をもって、初めてもらうほうの立場のことを考える。男の人って、幼いころから、チョコレート争奪戦に毎年毎年巻き込まれているんだなぁ、なんだかせんないなぁ。
慌てて金曜日の夕方にコンビニに駆け込む。
なんと素晴らしいことに、グリコから妖怪ウォッチのポッキーチョコレートが出ているではないか!
しかも、ジバニャン動くぬりえ用紙付きである。
金曜日の夜、どういう会話が親子の間であったかは、聞かないでほしい(苦笑)
が、一生懸命塗り絵をして、ジバニャンが3D化されたのであった。
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