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開かれた組織を目指せ!:競技団体が選手や運営者の意見を聞く対話集会

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先日(公社)日本オリエンテーリング協会(JOA)が全日本リレーの開会式の前に、選手や運営者の意見を聞く対話集会を開いた。

JOA 年末対話集会「今、JOAの存在意義と果たすべき役割」

山西哲郎会長の発案だが、市民ランナーブームを作った立役者は、素晴らしい企画を考えるなぁと感動した。

そして何よりも、参加者の発言が、長年オリエンテーリングを支えてきた人々の愛ある発言、そして見識のある発言で、さらに感動を受けた。

そもそもこういう会にわざわざ参加する人は、コミットメントの高い人だ。にもかかわらず、協会との認識のかい離が必ずあるものだ。

協会からすれば、「そんなことも知らない(伝わっていない)のか、そういう風に受け取られているのか」と愕然とすることもある。

また、参加者からすれば、「そもそもこういう会はもっと早くに開いてよ」とか、「どっちを向いて協会が仕事をしているのかわからないぞ!」という不満もあるだろう。

でも、それは期待の裏返し。

マイナースポーツにはありがちな貧乏な協会なので、皆の持ち出しとボランティアで成り立っている。協会と参加者が対立するのではなく、一緒の船に乗ってこぎだそうという意識を私は会場から感じた。

オリエンテーリングは運営者のほとんどが選手でもあるという、大変珍しい競技文化をもったスポーツだ。1人何役も行うのは、皆得意なのだ。協会の運営・成長にも一役かってもらえば、もっと素敵な競技環境になる!

実は私もいろいろ意見言おう~っと思っていたら、「はい、大里さんは司会者ね」と前日に言われた。理事1年目の私は、協会側にいる意識が少々薄く、振り返ると、随分ととぼけた司会者だった。まぁ、そこは、参加者の皆さんとの垣根を下げたということでお許しを。

私の取り柄は、実行力があること。いただいたご意見の何かは必ず実現させまっせ。ハイ。








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