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時間対効果が高いマーコムツールの翻訳:オリジナルコンテンツ vs 翻訳コンテンツ

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コーポレートサイトや商品サイトなどのWEBサイト、会社紹介やリクルート用のパンフレット、社外報や社内報、などのマテリアルを外国人向けにしたいという需要は多い。

ターゲットに応じたコンテンツを提供するのが理想とは言え、まずは日本語マテリアルと同一デザイン上でマテリアルを翻訳することからスタートするのが現実的だ

翻訳のほうが一からコンテンツを作るより、費用対効果が高いという人もいるが、私は費用対効果よりも、時間の制約を理由にあげたい。

時間の制約とは企画のことだ。もちろん、弊社のような外部の専門家がそのお手伝いをすることも出来るのだが、最終的に方針やプロセスやコンテンツをコミットするのはクライアントである。そのコミットするための社内での準備にかかる時間とエネルギーは小さくない。担当者本人だけでなく、関係者との調整を考えると、専任の人がいない限り、他のプロジェクト(広報担当には山のように仕事がある)の優先順位のほうが高くなることはよくある。

差し障りのない例として、弊社の例をとると、社外報であるfunNOTEの日本語版と英語版では配布先の数が一桁違う。英語の社外報を受け取る人々の顔ぶれを考えると、コンテンツを若干変更したい気持ちはあれど、「担当者は同じなので、その時間があるのなら日本語版をバージョンアップしたい」という経営判断の元、翻訳で行っている。

3月のfunNOTEもいつものごとく、日本語版を発信してから、英語版を発信しようと思ったら、震災。発行するタイミングを逸してしまった。
そうすると、前々から気になっていたコンテンツまで全面的に書き直したくなってしまった。そんなことをするとますます発行が遅れてしまうので、簡単な変更に抑え、なんとか発行。

日本語版funNOTE

http://www.arc-c.jp/funnote/2011spring/

英語版funNOTE

http://www.arc-c.jp/funnote/2011spring/en/

ちょうどよいきっかけをもらったので、次回は、英語版に「もっと」手をいれて、日本語版とは「少々」違うfunNOTEにしようと思う。

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