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買いだめはしない!そのかわり、なくなったら、隣人に「分けてください!」と言う勇気をもとう!

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意地やプライドもあり、被災者でない私は絶対買いだめをしたくない。しかし、買いだめをする人の心情はわかる。特に守るべき家族がいると、買いだめをしたくなる。私たち夫婦はよしとしても、2歳の息子に同じことをしいてよいのか、不安にならないわけでもない。

しかし、この不安がどこから来るかと冷静に分析すれば、不安は薄らぐものだ。

例えば家族の中で、食べ物を母親が保管していたからといって、子供は不安にならない。母親がいざという時に分けてくれることを信じているから。

もし自分が困ったときに、家族と同じように、隣人が分けてくれると思えば、買いだめする必要はないのだ

ところが、東京に住んでいると、ほとんどの人にとって地域のつながりはとても薄い。
私は賃貸でマンションに住んでいるが、70世帯のうち、顔と名前と部屋番号が一致する世帯はわずか二つしかない。隣にいたっては、一度もすれ違ったことすらない。

このような状況の中、隣人に頼れないと思うのは当然の心理だ。でも、本当に頼れないのだろうか?
被災者の人々は少ないものを分かち合って生活している。

頼れないのではなく、普段声をかけたこともないのに頼りたくない、こういう時だけ頼れない思っているだけなのではないか。

我が家は買いだめはしていないが、もし、隣から、お店で買えなくて困っているので、トイレットペーパーを分けてくれと言われたら、1ロールくらいは分けるだろう。断水して困っていたら、ペットボトル1本なら分けてあげられると思う。

70世帯に片っ端から頭を下げたら、どなたか融通して下さるにきっと違いない。

そう思えたら、不安はぐっと和らいだのだが、皆さんは、どう思われるだろう??
世界中のメディアが称賛しているように、日本人は少ないものを分かち合い、思いやって秩序を保っている素晴らしい国民なのだから。

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