好きなことを探すのは苦手だけど、目の前のことを好きになるのは得意みたい
子供の頃から「何が好きか?」と聞かれて答えに窮する子であった。
「何でもよい」と言うとネガティブに聞こえるけど、「全部」と言えばかろうじてポジティブか。
高校で文系・理系を選択する時も苦痛で、結局理系で大学を入学して、文系で卒業し、社会人になってエンジニア職を選んだりでうろうろ。
外資系文化で育ったので、いつもやりたいこと、好きなことを聞かれ、これも苦痛。苦痛どころか、好きな仕事と聞かれて選べない私は烙印を押されたような気分にさえなった。「私がいけないのかなぁ、でも何かが変だ」という気持ちもあるのだが、うまく説明できない。
そんな私だが、竹内さんのメルマガを読んでいて目からうろこの発見が!
『「仕事が楽しい」に変わるコツから』一部抜粋
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▼仕事を楽しんでいる方は、次のように言います
「大好きなことを仕事にすればいい」
「がんばらなければならないことは、そもそも楽しくないことだ。
だから、『がんばらなくてはならない』ことはやっちゃだめ。」
などと言います。
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▼「自分が好きなことをやる」ということを考え出すと……
大好きなことを仕事にするのは、とても大切なことですが、
その前に、ここには欠点もあると、私は思っています。
それは、「大好きなことを探したくなる」ことです。
ですが、身近に「大好きなこと」がそうそう転がっているわけではないので、
「大好きなことをやっている人はいいなぁ。うらやましいなぁ。
大好きなことがない私って、幸せになれないんじゃないかなぁ。」
そんな風にも思ってしまうでしょう。
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実はこの不幸なループに陥りそうだった私。
会社の経営を担う立場なので、会社が従事する事業を選ぶことが出来る。
どういう事業を行おうかと思って、色々な人からアドバイスをもらうと、決まって「結局は大里さんが好きかどうかだよ」という言われ方をして、いつもいや~な気持ちになっていたのだ(笑)
でも、仕事が楽しいかどうかという観点で言うと、「自分が好きなこと」を特別意識をしなくても、私は仕事がとっても楽しいのである。
つまり私って実は「自分が好きなことを探す必要のない人種」なのだという驚きの発見!
ちょっと竹内さんの趣旨とずれている気もするけど(苦笑)、お陰さまです~っきり!
「自分が好きなこと探し」を辞める錦の御旗が見つかりました。